豪華クルーズトレイン「TRAIN SUITE 四季島」の制服が決定。各制服は、東北の伝統的な織物の色や、沿線の深い緑をイメージした「フォレストグリーン」を基調としています。

「伝統と機能美の融合を図った」制服に

 JR東日本は2017年2月7日(火)、豪華クルーズトレイン「TRAIN SUITE 四季島(トランスイートしきしま)」の制服が決定したと発表しました。

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このたび決定した「TRAIN SUITE 四季島」の制服(写真出典:JR東日本)。

 デザインは「ISSEY MIYAKE」などのブランドを手掛けた滝沢直己さんです。各制服は、東北の伝統的な「からむし織」の色や、沿線の深い緑をイメージした「フォレストグリーン」を基調とし、伝統と機能美の融合を図ったものになっているといいます。

 トレインクルーは基本の「フォーマル」のほか、観光地などを案内する際に着用する「観光アテンド」、列車内での供食スタッフ向けの「料飲サービス」、客室の清掃やバックヤード作業など体を動かす仕事向けの「ワーキング」が用意されます。

キッチン、ラウンジ、乗務員、車両整備員らにも専用制服

 さらに、列車に乗務する調理人が着用する「キッチンクルー」や、ラウンジでの接客をはじめ「四季島」に携わる地上スタッフらが着用する「四季島フォーラム」、そして列車の運転士や車掌といった乗務員用、検修などを行う車両整備員用の制服も用意されます。

「TRAIN SUITE 四季島」制服が決定 東北の伝統的な織物の色が基調に JR東日本

「TRAIN SUITE 四季島」の制服。左がトレインクルーの「フォーマル」、右が地上スタッフらが着用する「四季島フォーマル」(写真出典:JR東日本)。

「四季島」は5月1日(月)に運行開始の予定です。現在は8月と12月から2018年3月出発分の受付が行われています。旅行代金は50万円(スイート)から105万円(四季島スイート(メゾネットタイプ))です(2名1室の1人分、「びゅうトラベルサービス」取り扱い分)。

 JR東日本は「本ユニフォームを着用したスタッフが『TRAIN SUITE 四季島』の旅をサポートしてまいりますので、どうぞご期待ください」としています。

【写真】「四季島」制服はさらに6種類

「TRAIN SUITE 四季島」制服が決定 東北の伝統的な織物の色が基調に JR東日本

上段左からトレインクルーの「料飲サービス」「観光アテンド」「ワーキング」、下段は左から列車乗務員、キッチンクルー、車両整備員(写真出典:JR東日本)。

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