成田空港第1ターミナルの出国審査後の待合エリアに、新たなシーティングスペースがオープン。家具メーカーとのコラボにより、快適性とデザイン性を兼ね備えた空間が誕生します。
訪日外国人の増加などに伴い、リニューアル計画が進む成田空港。その一環として、第1ターミナル出国審査通過後のエリアに、新たな3つのシーティングスペース(搭乗待ち用の多目的スペース)が順次オープンします。
イトーキの家具を配置したシーティングスペースのイメージ(画像:成田国際空港)。
新スペースは、成田国際空港初の試みとして家具メーカーとのコラボを実現。北ウイングと南ウイングのあいだに位置する中央ビル新館3階にはKnollの家具、北ウイングの第2サテライト2階にイトーキの家具、同サテライト3階にオリバーの家具がそれぞれ配置されます。
3つのなかで既にオープンしているのは、オフィス家具メーカーとして知られるイトーキとのコラボエリア。仕事の作業性、コミュニケーションの活性化、集中力を高める「NEW WORKSTYLE」「COMMUNICATION」「FOCUS」の3つのスペースから成ります。面積330平方メートルに64席という、ゆったりとした座席配置です。

「NEW WORKSTYLE」のイメージ(画像:成田国際空港)。

「COMMUNICATION」の イメージ(画像:成田国際空港)。

「FOCUS」のイメージ(画像:成田国際空港)。
イトーキとのコラボエリアは、午前6時から23時までとほぼ終日利用できます。
イトーキに続いて、2018年4月6日(金)には世界的に知られる北米家具メーカーKnollとのコラボエリアがオープンする予定です。快適性とデザイン性を両立した「Rockwell」シリーズを中心に構成。330平方メートルに151席を配置します。

Knollの家具を配置したシーティングスペースのイメージ(画像:成田国際空港)。
さらに4月上旬に愛知県岡崎市の家具メーカーであるオリバーとコラボしたシーティングスペースが開設されます。そのコンセプトは「Nest」。旅する全ての人が充実し、ゆったりできる空間、止まり木のように再び立ち寄りたくなる空間作りを目指すといいます。320平方メートルに143席が設置される予定です。