名鉄バスが「長崎連絡きっぷ」を発売。名古屋~福岡間「どんたく号」と、福岡~長崎間「九州号」を乗り継いで利用します。
名鉄バスは2018年11月30日(金)、名古屋~長崎間を結ぶ夜行高速バス「グラバー号」の運行を同日に終了。代替として「長崎連絡きっぷ」を発売すると発表しました。
名鉄バスの夜行高速用車両「プレミアムワイド」。名古屋~長崎間の「グラバー号」にも使用されていた(画像:名鉄バス)。
きっぷは、名鉄バスと西日本鉄道が運行する名古屋~福岡間「どんたく号」と、九州急行バスが運行する福岡~長崎間「九州号」の片道乗車券をセットにしたものです。
価格は9560円~1万3560円。通用期間は「どんたく号」の乗車日を含む5日間です。長崎発でも利用できます。子ども、障害者割引の設定はありません。
1989(平成元)年にデビューした「グラバー号」は、当時、日本最長路線でした。これまで同路線は、名鉄バスと長崎自動車が共同運行してきましたが、LCC(格安航空会社)の台頭などが影響し、11月末に廃止を迎えました。
「グラバー号」名古屋~長崎間の運賃は1万2580円だったため、乗車日によっては「長崎連絡きっぷ」の方が安くなります。