自衛隊の中東への派遣が正式に決まりました。

防衛大臣が中東地域への自衛隊派遣を命令の画像はこちら >>

派遣予定の護衛艦「たかなみ」(画像:海上自衛隊)。

 防衛省は2020年1月10日(金)、河野防衛大臣が中東地域に対して護衛艦1隻と哨戒機2機の派遣を命令したと発表しました。

 おもな目的は、中東地域における日本関係船舶の安全確保に必要な情報集活動で、活動海域はオマーン湾やアラビア海北部海域およびバブ・エル・マンデブ海峡東側のアデン湾の3海域の公海(沿岸国の排他的経済水域を含む)と定められました。活動期間は1月20日から12月26日までの1年弱です。

 派遣されるのは横須賀を母港とする護衛艦「たかなみ」と、那覇基地に所在する第5航空群のP-3C哨戒機です。同機2機は1月11日に日本を発ち、20日から情報収集にあたりますが、護衛艦「たかなみ」は2月2日に日本を出港する予定であり、活動開始は2月下旬からになると見られます。

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