今、アウトドアブームに乗って釣りが注目を浴びています。同時にバイクもブームに沸いているそうで、新車の販売台数は伸び、中古車市場も急騰しているそう。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)
バイク釣行のデメリット
いきなりですが「デメリット」というネガティブな視点から。
寒い
当たり前ですが釣りと同様、アウトドアであるので冬場は寒いです。また、これに雨が重なると寒いだけでなく、転倒の危険度も増大。よって、より天気予報を気にしながら予定を組む必要があります。
積載量が限られる
これも当たり前ですが、大荷物での釣行には不向き。ごついタックルが必要な船釣りなんて、まず無理といっていいでしょう。
基本単独で移動
タンデムシートがついていれば2人乗りも可能なのですが、当然荷物をのせることができなくなります。
それでもバイク釣行は楽しい
大物を釣ろう、たくさん釣ろう、滅多に釣れない幻級の魚を釣ろう、等々。釣り人は様々な目標を達成するため、試行錯誤を繰り返します。
釣り人って一見、何も考えず、ただぼーっと釣り糸を垂らしているように見えるかもしれませんが、実は意外と頭の中では色々な考えを巡らせている、研究熱心な人種。

バイクで釣りに行くデメリットについても、研究熱心な釣り人達はそれぞれのスタイルで楽しみながら克服しています!
筆者のバイク遍歴
実は筆者、元々バイクが大好きで、19歳から30歳までは趣味=バイク。結婚を期に一旦は泣く泣く手放したのですが、子供が成長し、手がかからなくなってきた頃合いを見計らって再びバイクに乗り始め、現在に至っています。
先日近所のバイクショップにいき色々とお話しを伺ったのですが、現在のバイクブームを支えているのは、実は私のように再び乗り始めたパターンの40代後半から50代の中年ライダーが中心なのだそう。時代の潮流に思いっきり流されていました(笑)
愛車ボルティー250
愛車はスズキのボルティー250。ネイキッドタイプの、丸ライトが可愛らしいレトロ調のバイク。こだわった点は、高速道路が走れ、かつ車検が不要な125cc以上249cc以下(電動ならモーター出力10kW超20kW以下)モデル。
バイクでの釣行は東京湾奥のハゼ釣りをはじめとした小物釣りと考えていたこと、自宅が東京外観道路(高速道路)の外環浦和IC近くにあること、まだまだ子供たちにお金がかかるので不要な出費(主に車検)は避けたいことを考慮し、このクラスを選択しました。

釣りの移動手段としてのみ追求するなら、キャリアがフラットで大きい、業務用としてもベストセラーのホンダのスーパーカブや、悪路も楽々入っていけるオフロードタイプ等が向いているのですが、ここは走る楽しさにもこだわってロードモデルを選択。
キャリアもなく、積載量はかなり限られてしまう車種ですが、走り心地は爽快!釣りも、そのための移動も同時に楽しませてくれる相棒です。

釣り人にオススメの一台
ちなみに店員さんから、釣り人におすすめの1台としてホンダのクロスカブを紹介してくれました。

別売でロッドホルダーも装着が可能とのことで、調べてみたら2019年のジャパンフィッシングショーにも展示されていたモデル。ホンダの公式HPにも、釣りをイメージした写真付きで紹介されていました。
釣ーリングの荷物
私の愛車は積載量がイマイチということもあり、最もこだわったツールはリュックサックとクーラーボックス。こだわったとはいえ答えは単純。リュックサックは大きめ、クーラーボックスはタンデムシートに安全に括り付けられるもの。以上!

タンデムシートに載せるクーラーボックスについては色々試してみたところ、我がボルティー250に関しては6Lのクーラーボックスと40×40cmツーリングネットの組み合わせに落ち着きました。
この場合、最も重要視しなければいけない点は安全性。途中、道路に落としてしまったら大事故を引き起こす可能性もあるので、この点はしっかり押さえなければいけません。
また、クーラーボックスをタンデムシートに載せる場合は、運転する際につっかえないよう、リュックの中身をそれに合わせて控えめにすることもお忘れなく!
陸っぱり釣りに最適
バイクは駐車スペースに困ることがほぼない点が最大の魅力、といっても過言ではありません。ということで、道具さえかさばらなければ、小移動を繰り返すことが多い陸っぱり釣りには最適と考えます。私の愛車も用途によっては、ただの乗り物ではなく「釣り道具」に昇格!

また、ハゼ釣りのようにクーラーボックスが3L程度で十分な釣り物であれば、大きめのリュックサックに一切合切詰め込むことも可能。
それぞれのスタイルで楽しもう!
釣りのスタイルは様々、そして自由。お気に入りのタックルを持って、お気に入りの釣り場へ、お気に入りのバイクに乗って釣りに出かけてみてはいかがでしょうか。
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<尾崎大祐/TSURINEWSライター>
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