1月21日(火)、ヤリイカを狙って茨城・鹿島の幸栄丸から釣行しました。50cm級がスッテに好反応を示し、大型が多数!ヤリイカ釣りを満喫できました。

(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版 金澤美穂)

鹿島沖に良型ヤリイカ集結中 50cmパラソル級主体に75尾【...の画像はこちら >>

幸栄丸からヤリイカ出船

4時30分から受付開始、5時に幸栄丸で出船。「サメがいてオモリや仕掛けをたくさん紛失してしまう」とのことだったので、150号オモリ10個、11cmプラヅノ+スッテの仕掛けを10セット用意。投入器はレンタルしました。

鹿島沖に良型ヤリイカ集結中 50cmパラソル級主体に75尾【幸栄丸】
船宿仕掛けを使った(提供:週刊つりニュース関東版 金澤美穂)

港から約1時間でポイントに到着。水深120m。東京湾や相模湾での釣りよりもかなり浅いです。

仕掛けを投入器にセットして船長の合図でオモリを投げ入れます。「下から20mまで反応が出ている」とのことです。まだ日が昇っておらず、暗いうちは乗りが悪いようでしたが、日が昇り始め明るくなってくると釣れだします。

50cm級3点掛け達成

着底から、イトフケを取ってゆっくり誘い上げて少し待つと明確なアタリ。アワせるとなかなかの重量感。さらに、そのまま「ゆっくり誘い上げて待つ」を何度か繰り返し追い乗りを狙います。

ドラグを少しゆるめて、電動中速で巻き上げます。上げてくる間の強い引きと、重量感にワクワク。

リールが止まり、プラヅノを投入器に1本ずつ入れていくと、50cm級本命の3点掛け。そりゃあ重たい訳ですね~。

その後もポツポツとアタリが続き、乗りが悪くなったら30mほど一気に電動で巻き上げてから落とし直すと、乗せることができました。

スッテに反応良好か

ここでふと気づいたことが…。これまでに釣れたイカはほとんど中央の「スッテに掛かっている」ということ。勢いよく釣果を伸ばしている隣の常連らしき人の仕掛けを見ると、すべてスッテの10本バリ仕掛け。「なるほどなるほど」スッテの方が乗りがいいようです。

鹿島沖に良型ヤリイカ集結中 50cmパラソル級主体に75尾【幸栄丸】
大きいのが釣れた(提供:週刊つりニュース関東版 金澤美穂)

数を釣りたいと思い、早く上げようと、巻き上げ速度を速くすると身切れして、ゲソの破片だけが上がってきたり、取り込みのバラシも数回。後半はサバの猛攻でなかなか仕掛けが底まで落ちず、仕掛けを上げてくるたび二枚潮でオマツリ。取り込みは落ち着いて慎重に行うことが大切で、最後まで気を抜けないです。

大型ヤリイカトップ75尾

この日は50cm級主体に60cmにもなる大型も釣ることができました。船中のトップ75尾。私は25尾でした。

こんなにも大きなイカを釣ったのは初めてで、重量感、引きをかなり楽しめました。これからどんどん浅場で釣れるようになるようなので、また楽しみです。

鹿島沖に良型ヤリイカ集結中 50cmパラソル級主体に75尾【幸栄丸】
型揃いで楽しめた(提供:週刊つりニュース関東版 金澤美穂)

<週刊つりニュース関東版 金澤美穂/TSURINEWS編>

▼この釣り船について:幸栄丸
鹿島沖に良型ヤリイカ集結中 50cmパラソル級主体に75尾【幸栄丸】
この記事は『週刊つりニュース関東版』2020年2月14日号に掲載された記事を再編集したものになります。

編集部おすすめ