この記事をまとめると
■クルマ離れが著しいZ世代の女子大生にクルマを持っている男性の印象を聞いた



■デートの幅が広がると好意的な意見がある一方でクルマの有無は関係ないという意見もあった



■ただしどんな車種でもOKというわけにはいかないらしい



現役女子大生はクルマを持っている男性をこう思っている

Z世代にはクルマ離れの兆候が見られるそう。しかし近年、レンタカーに加えてシェアカーなど、手軽にクルマを借りられるサービスも増えてきたので、気軽にドライブすることはできる。なにもクルマを所有する必要はないので当然といえば当然のようにも感じる。



とはいえ「自分のクルマを持っている」というのは、Z世代にとってある種のステイタスがあるのも確かだ。もちろん都内と地方では状況が異なる。地方では"生活の足"としてのクルマは必需品。しかし、都内だと自分のクルマを持っているというだけでそれなりにステイタスが高く評価される。クルマを所有するということは、クルマ自体の購入代もさることながら、駐車場代、ガソリン代や税金など、各種維持費がかかるのでハードルが高い。それをクリアしているから、「クルマを持つ」=「経済力がある」とみなされるわけだ。



都内の「女子大生」数十人の本音は果たして! 「デートにクルマ...の画像はこちら >>



そこで今回、都内の大学に通う現役女子大生数十人にクルマを持っている男性に対する評価を聞いてみた。



ひと言で表現すると好意的な評価が高かった。その理由として第一に挙げられるのが「デートの幅が広がる」ということ。いつも渋谷や新宿などでショッピングや映画を観るだけだとつまらないけれど、海や山なども含めていろいろなところに行けることはデートの自由度が高くなる。「相手がクルマを持っていると私はうれしい。山梨や茨城などそこまで遠くないところなら楽しい」。



都内の「女子大生」数十人の本音は果たして! 「デートにクルマはあり?」「クルマを持ってることはプラスになる?」
クルマデートで海にやってきたカップル



一方で、「私はクルマを持っているかどうかは関係ないです。いまは簡単にクルマをシェアできるのでクルマを持っているというだけで惹かれる理由にはならない」という厳しい意見もあった。



クルマデートではコミュニケーションと気遣いが重要

また、「クルマがあると便利だけど密室だしふたりきりになるので、ある程度の関係性がないと遠慮したい」という反面、そもそもドライブデートはある程度の好意を持っていないと行くことがないので、「まわりの目を気にせずふたりの空間が楽しめて親密になれる」という意見は男性にとって心強い。



しかし、初めてのデートでは「気まずい空気が流れ、コミュ力が求められるので難しそう。大切なのはその空間に耐えられるかどうか」だそう。お互い黙っていてもその空間が気まずくならない関係で、かつ適度なコミュニケーションが必要というのはたしかにハードルが高い。



都内の「女子大生」数十人の本音は果たして! 「デートにクルマはあり?」「クルマを持ってることはプラスになる?」
クルマでデートするカップル



その限られた空間を共有するからこそ「運転すると人格が変わる人がいるので、その人となりを見るにはいいかもしれない」というシビアな意見も。「合流しようとするクルマを入れてあげるのか、あげないのか、にも性格が出ますよね」、「運転しながらほかのクルマに対して文句を言ったり舌打ちしたりする人は怖い」と、ドライバーを務める男性としては、日ごろ運転しているときから気を付けておかないと、デートのときに“うっかり”が出てしまう。



都内の「女子大生」数十人の本音は果たして! 「デートにクルマはあり?」「クルマを持ってることはプラスになる?」
合流で車線変更するクルマ



そのほか車種へのこだわりに関しては「どんなクルマを持っているのかにもよりますが、かっこいいクルマだったらすばらしい!」、「さすがに軽自動車だと辛いかもしれない。事故ったらと思うと……」と、やはりどんな車種でもOKというわけにはいかないらしい……。



最後にデートだからこその意見を紹介しておこう。「ガソリン代など1の位まで細かく割り勘を求めてくる男は嫌です」、「運転しているからといってガソリン代や高速代をほぼ払わされるのは勘弁して」という意見や「実際に運転してもらう立場になると、ガソリン代やクルマを出してくれているというところへの配慮はしないといけないというのは、それはそれで大変そう」、「ドライブデートで相手にずっと運転させるのは申し訳ない」という女性ならではの厳しさと優しさが感じられる言葉もあった。

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