この記事をまとめると
■タクシーは稼げるタイミングが時間帯や天候によって左右される■イベントのときは会場周辺を走っていると稼ぎやすい
■土日なら必ず稼げるとは限らず常に作戦を考えて動いている
タクシーのボーナスタイムはここだ!
タクシーは、曜日や時間、季節などによって稼げるタイミングが異なります。そこで今回は、タクシードライバーの経験がある筆者が、タクシーが稼げるタイミングについて紹介します。
突然の天候の変化
突然の天候の変化があるとタクシーの需要が増えるため稼ぐことができます。
ついさっきまで晴れていたのに突然周囲が暗くなり大粒の雨が降り始めるゲリラ豪雨や雷雨、天気予報では雨が降らないとなっていたものの、時間の経過とともに風の流れが変わり雨が降り始めたときなどはタクシーの需要が急増します。
天気が急変すると、最寄り駅までの短距離だけでなく、自宅までの運行も増えるため、タクシーにとっては稼げるチャンスとなるのです。
イベントのときも稼ぎ時
イベントのときもタクシーの稼ぎ時です。年末年始、クリスマス、ゴールデンウィーク、夏休み、成人式など、季節のイベントや長期休暇の時期は、タクシーの需要が増えるため、稼ぐことができます。
また、コンサートをはじめとするライブイベントがあるときも、タクシードライバーにとっては稼ぐチャンスです。そのため、コンサートがあるときは、開場時間と終演時間を確認し、開場時間が近づいてきたら会場から1番近い駅の近辺を走り、終演後は会場周辺を走ると高い確率で乗客を乗せることができます。

さらに、乗務員同士で「今日、〇〇で✕✕のライブがあるから狙い目だぞ」という情報交換をして、乗務員みんなで稼ぐという連携プレーをしたこともありました。
タクシーの稼ぎは情報戦
土日・祝日は場所による
土日・祝日は一般的に休みの日となるため、タクシーも稼げるように感じるかもしれません。しかし、土日・祝日は稼げる場所と稼げない場所があります。
休日の外出先となる観光地や都市部などは、土日・祝日のタクシー需要が高いため、想像のとおり稼ぎやすいです。しかし、郊外や住宅街の土日・祝日の日中はガランとしているため、流していても稼ぐことが難しい場合が多いです。

そのため、土日・祝日は朝から昼前に住宅街から市街地に向かう人を乗せ、日中は市街地の人が多い場所を流し、夕方から夜にかけて市街地から住宅街に向かう人を乗せるなど、時間帯に応じて営業場所を変えるなどの工夫が必要となります。
営業する場所によっては常に乗客が絶えない場所もある
市街地や観光地など、インバウンドを含め人が多い場所では、タクシーの需要がほぼ絶えずあるため、往路・復路ともに乗客を乗せることができる場合があります。

タクシードライバーにとっては、往路・復路ともに乗客を乗せられるのがもっとも効率がよい稼ぎ方となるため、あえて混雑している場所で営業しているタクシーが多くいるのです。
タクシーの稼ぎ方はドライバーの作戦次第
タクシーが稼げるタイミングや時期は、営業する場所によって異なります。そのため、営業区域によってどのように営業すれば、効率よく稼げるのかというのはドライバーの作戦次第となります。