この記事をまとめると
■ルノーは2026年から「5ターボ3E」の生産を開始する■「5ターボ3E」は往年の名車である「5ターボ」をモチーフにしたEV
■エクステリアデザインの見どころをチェック
ルノー5ターボも現代的解釈にて再生
昨年12月、ルノーは2026年から「ルノー5ターボ3E」の生産を開始すると発表しました。伝説のホットハッチが500馬力のEVとして復活するとして、すでに大きな話題になっていますが、ではそのスタイリングの進化はどうなのか? 今回は、公開された写真からエクステリアデザインをチェックしてみたいと思います。
●独自のプラットフォームを使用か?
往年の名車である「5ターボ」「5ターボ2」は、名前のとおり合理的な実用ハッチバックであるルノー5をベースにカスタマイズを施したスポーティカーですが、2022年のパリ・モーターショーで展示されたコンセプトカー「5ターボ3E」は、過激なスタイルのなかにそのイメージを巧く残していました。
今回発表の市販版も、往年の2台を現代的に解釈したとされ、基本的にはコンセプトカーの佇まいを再現しています。
たとえば、ノーズやキャビンは低く長くなっているように見えるし、同じくホイールベースもかなり違っているようです。具体的には不明ですが、これは特注のプラットフォームが使用されていると考えるべきでしょう。それでも往年の2台に姿が重なるのは、逆にいえば当時の2台のディメンションが特異だった証かもしれません。
●巧妙に再現された名車のレトロイメージ
さて、その新型ですが、特異なシルエットながら最新のクルマとしてボディはじつに滑らかであり、かつ整理された造形が特徴です。たとえばキャビンの形状は意外なほどスッキリしているし、前後の派手なブリスターも妙な「後付け感」はありません。
そのワイドフェンダーやエアインテーク、巨大なリヤディフューザーは、あえてカスタマイズ感を出すべく「平板なパネル」で造作したような表現になっていますが、もちろんそれで下品に見えることはなく、過激さを巧みに消化させています。
1980年代のWRCカーのオマージュであるイエロー、ブラック、ホワイトのワークスカラーは、ボディ、デカール、フェンダー類で明快に使いわけられ、こちらもじつにスッキリ。
結果、かつての名車の現代的解釈は、特徴的なレトロ感も含めて大いに成功しているようです。このあたり「4 E-Tech electric」なども含めた、最近のルノーによる再生手腕の面目躍如といったところでしょうか。
ただ、これがEVだと考えると若干の疑問は残ります。つまり、5 E-TECHはEVとして非常に合理的なパッケージで最解釈されたワケで、そうであれば5ターボ3Eも単にレトロではない、最新のEVらしいスポーティスタイルがあったのでは? ということです。
たとえばもっとコンパクトで凝縮されたパッケージなど、また別の解釈による過激さを見てみたかった、とも思えるのです。

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