前期モデルや1世代前のモデルなどにはお買い得なものが多い

ここ数年で驚くほどの高騰っぷりとなっている国産スポーツモデル。ものによっては新車価格を上まわるプレミア価格で、おいそれとスポーツ走行をすることすらはばかられるほどの第2世代日産スカイラインGT-Rはもちろんのこと、アラフォー世代が若いころは練習用として扱われていた日産シルビア/180SXなども100万円以下ではほとんど見つけることができないのが現状だ。



これは直系の後継車種が存在していないという点や、海外からの需要の高まりなどが原因のひとつとなっているが、なかにはまだ100万円以下で狙うことができる国産スポーツモデルも存在している。

今回はそんなまだ手の届く国産スポーツモデルをご紹介しよう。



1)日産フェアレディZ(Z33型)

新型のプロトタイプが発表されたことで再び注目を集めているフェアレディZ。さすがに現行型はまだ100万円を切るものは見当たらないが(超過走行のATモデルで100万ちょっとというものはあった)、一つ前の世代のZ33型であれば、100万円で十分狙うことができる。



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基本的にはATモデルが安価となるが、6速MTモデルでも前期型であれば、80万円台ほどで走行距離10万キロ以下のものもチラホラ見つけることができるだろう。もちろんパワーが向上した後期型の方が戦闘力は高いものの、もともと280馬力を発生するVQ35DE型エンジンも決して悪いものではない。



後期型との差額でチューニングを行えば、後期型よりも戦闘力の高いマシンに仕上げることも十分にできるポテンシャルを秘めたモデルと言えるだろう。



2)トヨタMR-S

オープン2シータースポーツと言えばマツダ・ロードスターが代表格ではあるが、1999年に登場したMR-Sもなかなかのポテンシャルを持ち合わせたモデルと言える。とくにその車名が表す通り、エンジンがミッドシップに搭載されているため、ハンドリングのよさはロードスターに勝るとも劣らないのだ。



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エンジンは140馬力を発生する1.8リッターで、当時のビスタなどに搭載されていた実用エンジンであったが、ベースグレードでは1トンを切る軽量ボディも相まってスポーツカーらしい走りを楽しむことができる。



60~80万くらいの予算があれば、比較的距離の少ないものを見つけることができる。マイナーチェンジ後の6速MTモデルが人気ではあるが、じつは前期型と5速までのギヤ比は全く同一であり、後期型は1トンを超えてしまうので、あえて前期モデルを狙うというのも大いにアリだ。



高年式でありながら手ごろな価格で出ていることが多いモデルも!

3)スズキ・スイフトスポーツ(先代型)

いわゆるホットハッチと呼ばれるモデルは比較的安価で狙えるものが多いが(元々の価格が安いというのもある)、高年式かつ手ごろな価格のものが多いのが先代のスイフトスポーツだ。



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さすがにターボエンジンとなった現行型に比べるとパワー不足は否めないが、欧州仕込みのハンドリングとアフターパーツの豊富さは折り紙付き。それでいて5ドアハッチバックボディは実用性にも富んでいるので、ファーストカー兼遊びグルマとしてもオススメできる1台と言える。



こちらはMTモデルに絞っても安価なものは総額60万円台から見つけることができるほか、高年式のものでも2015年式くらいのものも100万円の予算で十分射程圏内となる。



4)ホンダ・ビート

平成初期に登場したABCトリオ(AZ-1、ビート、カプチーノ)のなかで、唯一NAエンジンを搭載していたビートは、ホンダらしい高回転型のエンジンを目いっぱい使って走るのが楽しい正真正銘の軽スポーツだ。



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さすがにデビューから30年近くが経過しており、もはやクラシックカーの領域に入りつつある車種ではあるものの、ホンダがパーツの再販を進めており、これから購入して維持していくユーザーにとっては非常に心強いサービスと言えるだろう。



価格帯も安いものでは50万円以下から見つけることができるので、メカの知識がある人であれば、プラモデル感覚でコツコツ直しながら乗るという楽しみ方もできそうだ。

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