この記事をまとめると
■国産車にあった難読すぎてキラキラネームのようになっている車名をピックアップ



■セールスの都合などで送り仮名などをカットしている場合もある



■日本語の訛りがそのまま車名になったモデルもあった



難解すぎて並のクルマ好きでも読み方がわからないモデルも

車名やグレードなどはそのクルマの個性を表すものだけに、各メーカーとも工夫を凝らしているもの。素直に読めることは大切な気もするのだが、なかには難解なものがあったりする。狙っているところもあるとしてもパッと見で読めないのはいかがなものか。

今回はそんな自動車界のキラキラネームを紹介しよう。こうやって注目している時点で、策にはまった気もするが……。



三菱 ミラージュ XYVYX

難解のなかで一番お馴染みで、1987年に登場した三菱の3代目ミラージュにあったグレード。読みはザイビクスだ。こちらグレード名がユニークなだけでなく、後席部分を荷室にして、2シーター化しつつ、ウインドウは潰されているなど、スタイルも変わっていた。



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つまり、カーゴハッチ的なクルマかと思いきや、なんとルーフを交換すると天井に映像が出るシアタールーフも用意されていた。今ならキャンプなどで人気になるかもしれない。ほかにもスイフトという、他車かぶりなグレードもあった(正確にはこちらが先)。



トヨタ・ノア&ヴォクシー 煌シリーズ

ノアとヴォクシーの特別仕様車やグレード名として大量に使われているのが「煌」だ。今では覚えてしまっているから読めるものの、初見では無理だろう。そもそも「きらめき」と読む場合は、「煌(め)き」と送り仮名が必要になる。



「XYVYX」「ISIS」「AIRS」! 全部読めたらクルマオタ確実なキラキラ系「難読車名」6台



トヨタ ISIS

イスイスとしか読めないが、正解はもちろんアイシス。某テロリスト集団と表記が同じになってしまったのは胸中複雑で、ニュースでも当初はISISと表記されていたのが後に配慮したのか、しばらくすると使われなくなった。



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ちなみにアイシスの由来は、エジプトの豊穣の神イシスに由来していて、乗る人が豊かになるという思いが込められている。



英語で考えると確実に読み間違える車種たち

トヨタ・ハリアーAIRS

2代目ハリアーにあったのがこちらのグレードで、エアーズとしか読めないが、実際はエアーエスだ。エアサス仕様であることも示している、じつは凝ったグレード名だ。



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いすゞ PIAZZA

いすゞを代表する名車がジウジアーロのデザインとなるピアッツァだ。知っているので読めるが、いきなり見せられるとかなり読みにくい。というか、イタリア語なのでさらにわかりにくい。



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広場という意味で、1980年代における自動車社会の広場となれ、という意味が込められている。



ダイハツ HIJET

ダイハツの軽トラ&バンがハイゼットだが、綴り的にはそうは読めないというパターン。正確にはハイゼットだ。ちなみに同じダイハツのミゼットはMIDGETとなるので、読み方としては正しい。



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そのほか、三菱のエクリプスは英語ではイクリプスが正しい読みに近いのだが、日本語訛りがそのまま車名になったパターンだ。

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