(若狭敬一アナウンサー)
ナフサショック、様々なところに影響出てますね。
(大石邦彦アンカーマン)
駄菓子から住宅まで広範囲にわたって、石油製品で成り立っているわけなんですね。



こちら帝国データバンクのデータになるんですが、ナフサ不足とナフサ価格が高騰することによる国内の製造業への影響です。

製造業全体の3割がナフサ関連 イラン攻撃から約80日“ナフサ...の画像はこちら >>

主な石油化学製品メーカー52社を分析しました。ナフサを扱っている企業を調べると、直接的、間接的にこのナフサを取り扱っている企業というのは、4万6741社を超えたということです。これは、約15万社、製造業全体の3割がナフサ関連であることを示しているということなんです。

だからこれだけの企業が品薄、もしくは価格高騰に直面してる可能性があるってことですね。

“ナフサ”影響受けやすい企業は

ではナフサが高騰する中、その影響を受けやすい企業ってどんな企業なのか見てみましょう。最も影響を受けているのは化学工業、石油・石炭製品製造などです。これ全体の7割弱、最終的にはプラスチックの原料または洗剤などになります。

製造業全体の3割がナフサ関連 イラン攻撃から約80日“ナフサショック”の影響を「シンナーの流通」で見てみる【大石邦彦解説】
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そして2番目に影響を受けているのが、ゴム製品製造企業で50%ぐらい。自動車や船、航空機用のゴム製部品、医療用の手袋もここに当たるわけですよね。

そして3番目が、パルプ、紙などになります。ハンバーガーの包装紙、コーヒーのフィルター、米袋などもここに当たるということなんですね。

製造業全体の3割がナフサ関連 イラン攻撃から約80日“ナフサショック”の影響を「シンナーの流通」で見てみる【大石邦彦解説】
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ナフサショックの影響を「シンナー」の流通で見てみる

実は、イラン攻撃からも80日ほど経過しているんですけれども、ナフサショックの影響は、今どこまで及んでいるのか。我々もよく取材する「シンナー」で見てみましょうか。

川下から見てみますと、塗装業者、以前取材しました、名古屋市にあります丸武塗装。4月と入荷状況は変わらないそうです。シンナーは、以前と比べて3割ほどしか入荷できていない。塗料は7割ほどしか入荷できていないということで、これ厳しい現状わかりますよね。

製造業全体の3割がナフサ関連 イラン攻撃から約80日“ナフサショック”の影響を「シンナーの流通」で見てみる【大石邦彦解説】
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ではシンナーメーカーはどうなのか取材しました。愛知県内の企業なんですが、3月はシンナーの原料の入荷がまず少なかったそうなんです。そこで、在庫で何とか対応したと。供給量は100%出せたそうです。ところが4月、在庫切れになってしまいました。さらに、原料の入荷も4月は少なかったということで、供給量が大幅に減ってしまったということなんです。

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経産省「一部を除き出荷が実績並みに戻りつつある」

経産省は今どういう評価をしているかといいますと、「一部を除き出荷が実績並みに戻りつつある」という評価なんですね。ただイラン攻撃前には、まだ戻っていない企業があるというのは事実なわけですよね。

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今後こうした影響で企業業績が悪くなりますと、経済に大きなマイナスが生まれてしまう可能性があります。

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