リョービは、京セラ傘下の京セラインダストリアルツールズ(KIT、広島県福山市)と合弁運営する中国の京瓷利優比(大連)机器有限公司(KITCN、遼寧省)を子会社化することを決めた。ドア開閉装置などの建築用品事業を承継するKITCN(存続会社)と、電動工具などのパワーツール事業を引き継ぐ新会社に分割したうえで、リョービはKITCNの全持ち分を取得する。
KITCNに対する出資比率はKIT66.6%、リョービ34.4%。中国法上の会社分割の手続きにより、KITCNを出資比率に応じて存続会社と新会社に分割する。KITは新会社の全持ち分を所有する。
リョービは1994年にKITCNの前身企業となる子会社を中国に設立し、建築用品や電動工具の生産を始めた。