cottaは、シャンプーやカラー剤など理美容商材の通信販売を手がけるワークス(東京都千代田区。売上高45億円、営業利益2億5800万円、純資産11億2000万円)などグループ2社の子会社化を目的に、持ち株会社GCJG30(東京都港区)の全株式を取得することを決めた。
理美容業界の市場規模は約2兆円とされるが、EC化率は20%台前半にとどまり、他業界と比べて遅れている状況という。cottaはこれまで培ってきたECのノウハウを活用することで、ワークスの成長を後押しできると判断した。
ワークスは1987年に創業し、全国の理美容店を対象に日本初のカタログ通信販売を始めた。20万を超える顧客基盤と200万点に及ぶ在庫商品数を強みとする。グループ会社として、化粧品開発などのレイナカンパニー(東京都港区)がある。