化学品や樹脂び専門商社である明和産業は、合成樹脂の分野に強みを持つタカロク(東京都港区)を完全子会社化することで、原料調達・物流・販売の補完による競争力の強化を図る。コンパウンド製造とリサイクル事業では、廃プラスチックの回収からエンドユーザーへの販売に至るサプライチェーンを構築する狙いもある。
タカロクは2023年5月の設立。熱可塑性樹脂の原料販売や、新たな機能を持つ樹脂に加工するコンパウンド製造、プラスチックのリサイクル事業などを手がける。売上高0円、営業利益△1000万円、純資産3億5400万円。(2024年4月期)
取得価額は14億9000万円。取得予定日は2025年7月9日。