電線・ケーブル大手のSWCCは、クラウド型ID管理サービスなどを手がける子会社のアクシオ(東京都品川区)を横河レンタ・リース(東京都新宿区)に譲渡することで、事業ポートフォリオを見直し、成長事業への経営資源集中と企業価値向上を図る。
アクシオは1991年設立のITソリューション企業で、日本におけるID管理分野のパイオニア的存在。
SWCCは、アクシオがITサービスやレンタル事業との親和性が高い横河レンタ・リースの傘下に入ることで、さらなる企業価値向上につながると判断した。
アクシオは売上高49億1000万円、営業利益4億6700万円、純資産12億3000万円(2026年3月期)。
譲渡価額は非公表。譲渡予定日は2026年7月1日。同社の全株式を譲渡する。
SWCCは2019年以降、ROIC(投下資本利益率)を重視した経営を推進しており、中期経営計画では、事業ポートフォリオ改革によるキャッシュ創出力の最大化と、M&Aなどを通じたインオーガニック成長を掲げている。今回の譲渡はその戦略に基づくもので、電線・通信インフラなど主力事業への投資加速につなげる狙いがある。

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