2024年10月7日
サンクゼール<2937>、米国Bonnie’s Enterprisesからフルーツジャムなどの加工食品事業を取得
サンクゼールは米国子会社St.Cousair, Inc.(オレゴン州)を通じて、現地Bonnie's Enterprises, LLC(マサチューセッツ州)から加工食品事業を取得した。米国事業の成長加速が狙い。Bonnie'sは自社ブランドのフルーツジャムやゼリーなどの加工食品を開発し、全米で展開している。
IKホールディングス<2722>、フローラ・ハウスのWebショッピング事業を取得
IKホールディングスは傘下企業を通じて、フローラ・ハウス(東京都渋谷区)のWebショッピング事業を取得することを決めた。グループのEC(電子商取引)事業を強化し、収益力の向上につなげる狙い。フローラ・ハウスは、ECサイトで健康食品やサプリなどを販売している。取得価額は非公表。取得予定日は2024年10月11日。
AIAIグループ<6557>、NTT東傘下のテルウェル東日本から保育園事業を取得
AIAIグループは保育事業子会社のAIAI Child Care(東京都墨田区)を通じて、NTT東日本傘下のテルウェル東日本(東京都江東区)が保育園事業を会社分割して設立する新会社・ぽこころ(東京都世田谷区)の全株式を取得し、子会社化することを決めた。保育事業の規模拡大の一環。テルウェル東日本は認可保育所「ぽこころ保育園 祖師谷」を世田谷区内で運営している。取得価額は4600万円。取得予定日は2025年4月1日。
2024年10月8日
ハーモニック・ドライブ・システムズ<6324>、民事再生手続き中のハタ研削から事業を取得
ハーモニック・ドライブ・システムズは8日、関係会社のKODENホールディングス(東京都大田区)との共同出資により、民事再生手続き中のハタ研削(長野県安曇野市。売上高8億円)から事業を取得すると発表した。
ワールド<3612>、政投銀との共同出資会社がライトオン<7445>をTOBで子会社化
ワールドは8日、日本政策投資銀行(DBJ)と折半出資する持ち分法適用関連会社のW&Dインベストメントデザイン(東京都港区)が、ライトオンをTOB(株式公開買い付け)で子会社化すると発表した。赤字に陥ったライトオンの経営を立て直す。ワールドは人材や業務支援、仕入れ、調達、物流などでのシナジー(相乗)効果を期待している。買付代金は約20億6000万円。
2024年10月9日
レダックス<7602>、自動車整備業の新興自動車を子会社化
レダックスは、自動車整備業の新興自動車(千葉市。売上高6770万円、営業利益△7万1900円、純資産△1億2600万円)の全株式を取得し、子会社化することを決めた。レダックスは傘下のカーチス(東京都千代田区)を通じてに中古乗用車の買い取り・販売を手がけており、事業上の相乗効果が大きいと判断した。新興自動車は1963年設立。取得価額は4312万円。
2024年10月10日
日本紙パルプ商事<8032>、ポルトガルの紙商大手Inapa–Investimentosのドイツ子会社から事業を取得
日本紙パルプ商事は、ドイツでグラフィック用紙を販売するInapa Deutschland GmbH(ハンブルグ市)など現地3社の事業を取得することを決めた。英国、フランスなどの既存拠点との連携を進め、欧州での卸商基盤の拡充につなげる。3社は欧州3位の紙商グループであるポルトガル Inapa–Investimentos, Participações e Gestão, S.A.のドイツ子会社で、いずれも民事再生中という。対象事業の直近売上高は891億円。取得価額は非公表。取得予定日は2024年11月30日。
2024年10月11日
マックハウス<7603>、投資会社トラストアップによるTOBを受け入れ|親会社のチヨダ<8185>が全株式を応募へ
マックハウスは11日、投資会社のトラストアップ(東京都中央区)によるTOB(株式公開買い付け)を受け入れると発表した。トラストアップはマックハウスの親会社で靴量販大手のチヨダが所有する60.73%の株式を取得し、子会社化する。マックハウスはカジュアル衣料品の小売りを主力とするが、売上高低下や不採算店舗の閉鎖などに伴い、2024年2月期まで6期連続で営業赤字を計上し、財務体質の改善が急務になっている。同社の上場は維持される見通し。
サムティホールディングス<187A>、シンガポール系投資ファンドのヒルハウスによるTOBで株式を非公開化
サムティホールディングスは11日、シンガポール系投資ファンドのヒルハウス・インベストメント・マネジメントによるTOB(株式公開買い付け)で株式を非公開化すると発表した。筆頭株主の大和証券はグループ企業と合わせて37.12%の株式をTOBに応募せず、サムティの経営に引き続き関与する。ヒルハウスは残る株式をTOBで取得する。買付代金は最大1063億円。
ヨンドシーホールディングス<8008>、腕時計販売・買い取りの羅針を子会社化
ヨンドシーホールディングスは、腕時計販売・買い取りの羅針(東京都中央区。売上高185億円、営業利益15億5000万円、純資産44億7000万円)の株式97.2%を取得し、子会社化することを決めた。新規商材の獲得によるブランド事業の基盤拡大が狙い。羅針は2006年設立で、リユース(中古品)の高級腕時計を専門に取り扱う「GINZA RASIN」を3店舗展開する。取得価額は105億4200万円。取得予定は2024年12月。
アイフィスジャパン<7833>、翻訳・通訳業務のテンナイン・コミュニケーションを子会社化
アイフィスジャパンは、翻訳・通訳業務のテンナイン・コミュニケーション(東京都港区。売上高13億7000万円、営業利益5300万円、純資産10億8000万円)の全株式を取得し、11日付で子会社化した。傘下のアイコス(東京都港区)を通じて展開する翻訳・通訳サービスの業容拡大につなげる狙い。テンナインは2001年設立で、翻訳・通訳業務にあたる登録スタッフとして約9000人を抱え、金融やメーカー、サービス業などを幅広くカバーしている。取得価額は16億6500万円。
AVILEN<5591>、生成AI関連システム受託開発のLangCoreを子会社化
AVILENは、生成AI(人工知能)関連システム受託開発のLangCore(東京都江東区。売上高7380万円、営業利益4590万円、純資産5310万円=2024年1~6月の半期分)の全株式を取得し、子会社化することを決めた。生成AIに関する技術力の向上や開発案件の拡大につなげる狙い。
No.1<3562>、電話や複合機、パソコンなど販売・リースのS.I.Tを子会社化
No.1は、電話や複合機、パソコンなどの販売・リースを手がけるS.I.T(岩手県北上市。売上高1億7400万円、営業利益1080万円、純資産3390万円)の全株式を取得し、11日付で子会社化した。これまで空白エリアだった東北での販売拠点の確立や周辺地域への進出の足掛かりとする。No.1は情報セキュリティー機器の取り扱いを主力としており、S.I.Tの既存顧客への販売拡大が期待できると判断した。S.I.Tは2009年設立。取得価額は非公表。
日本製鉄<5401>、USスチール買収を前提に米国子会社NS Koteを譲渡へ
日本製鉄は11日、米国鉄鋼大手USスチールの買収が実現することを前提に、米国子会社のNS Kote, Inc.(テキサス州)の全株式を、欧州鉄鋼大手のアルセロール・ミタル(ルクセンブルク)に譲渡すると発表した。USスチール買収に関する規制当局からの承認取得のための必要性や戦略的意義などを総合的に勘案した結果としている。NS Koteは鋼板を製造する現地AM/NSカルバート(アラバマ州)の日鉄全持ち分を保有する持ち株会社で、AM/NSには現在、日鉄とアルセロールが折半出資する。譲渡価額は1ドル(約148円)。
住信SBIネット銀行<7163>、店頭為替証拠金取引事業「Oh!FX」をSBI FXトレードに譲渡
住信SBIネット銀行は店頭為替証拠金取引事業「Oh!FX」を、SBI FXトレード(東京都港区)に譲渡することを決めた。