
STPRが活動をサポートしている「STPR BOYS PROJECT(BOYS)」による初のワンマンライブ『STPR BOYS Festival Vol.1 《STARS LIGHT -スターズライト-》』が、2025年8月18日(月)より3日間・全6公演にわたり池袋・Harevutaiで開催。ライブレポートが到着しました。
「STPR BOYS PROJECT」は、新たにSTPR所属のアイドルグループまたはアーティストとしてのデビューを目指す、新規クリエイターが集うクリエイターコミュニティとして、2024年1月にプロジェクトを始動。同年7月には第1弾メンバーが発表され、本格的な活動がスタートしました。
2025年4月には、BOYSから7名が2.5次元歌い手アイドルグループ「すにすて – SneakerStep Prod.STPR MUSIC」としてデビューを果たしており、今後も継続的に新たな才能が羽ばたいていくことが期待されています。
ライブ写真







STPR BOYS、初出陣! 最高のパフォーマンスに満足度120% 8月20日(水)昼公演レポート
企画コーナーの『声劇』は、全員参加の朗読劇
8月20日、池袋harevutaiにて『STPR BOYS Festival Vol.1《STARS LIGHT-スターズライト-》』の3日目が行われた。昼公演の開場時間である12時30分より前からリスナーたちが集まり、harevutaiの入り口前は日傘の花が満開だ。これから始まる胸高鳴る時間への期待で、みんなの表情はこの日の天気のように晴れやか。
開場すると、場内はあっという間にリスナーでいっぱいになる。各々の推し色のペンライトが光り始め、いよいよ始まりの時だ――。
メンバーのシルエットが星になって上昇してゆく、未来を暗示させるOP映像。1曲目はおとみや・パルオ・そあらくん・どろっぷ・しんどうじ・しぶらいん・かんパリ・あまねが、STPRの先輩グループ「すとぷり」の人気曲『パレードはここさ』で会場を一気に盛り上げる。2曲目の『僕らだけのシャングリラ』はつきしろやしろ。・十六夜ルクス・めお。
本日のMCは物腰柔らかなものくろと、「今日はさんにちめ!」とちょっぴり天然が出ちゃった(笑)はりま。メンバーが自己紹介でそれぞれ個性をアピールする中、しぇる。が「あまね、待ってたよー!」と声をかけ、それに対して「イエー!」と応えるあまね。そう、3日目の今日だけ、あまねが参加しているのだ。リスナーのみんなも「待ってたよー!」という思いだっただろう。
そんなあまねの勢いある煽りから、『GO GO Crazy』に突入。しぇる。・せーあ・まひろまる。・めお。
『いーあるふぁんくらぶ』は、めお。・しんどうじ・かんパリという組みあわせ。チャイニーズテイストの曲調とダンスが可愛い! 『可愛くてごめん』はボーカルのおとみやに、十六夜ルクスとパルオがダンサーという構成。「最後まで可愛いよ」と言うパルオに、「ありがとー!」と笑顔のおとみやだった。
企画コーナーは『声劇』。企画担当の十六夜ルクスが「全員でやらせていただきます!」と発表すると、リスナーからは大歓声が起こる。『声劇』のテーマは、“《STARS LIGHT》ができるまで”。フィクション仕立ての『声劇』を演じる前に、実際のライブ制作の模様を語ることに。ステージに登場して「ハッピーニューイヤー!」と叫ぶどろっぷに、「果たして僕にこのメンバーがさばけるのでしょうか?」と戸惑うルクス(笑)。
本番ではふざけつつも、ライブには真摯に向き合ってきたメンバー。「クリエイターとして頑張ったこと」をテーマに語り合う。パルオは19日の昼公演で、企画コーナー『ジェスチャーゲーム』を担当。「スケッチブックを用意して家で1人、アナログでお題を書いてたね」というパルオに、リスナーから「可愛い!」の声が飛ぶ。
他にも「『僕らだけのシャングリラ』のメンバー紹介映像は僕が作らせていただきました」とせーあが告白すれば、めお。は「この後に出てくる動画制作に携わってます」、灰染凜が「映像の音関係はだいたい担当しております」と報告。十六夜ルクスは「演出周りのことを、あまねが一緒にたくさん考えてくれたんだ。 僕とあまねが“こんなことをしたい”と思ったことを、現実にしてくれるクリエイターがたくさん揃っているんだよ」と感慨深げで、最終的に「天才集団ってこと!」と結論づけていた。そんなライブの制作過程をベースにした『声劇』は、笑いあり夢ありのステキな物語。十六夜ルクスもまた、天才集団の1人なのだ。
サインボールのプレゼントなど、曲中のファンサもたっぷり
『声劇』のあとも、メンバーを代えてライブ制作の裏側を語るトークコーナー。カードなどのデザイン周りで頑張っていたのはつきしろやしろ。
「みんなでこのライブ、作ってます。だからリスナーさんたち、余すことなく受け取ってください!」という十六夜ルクスの煽りから、後半戦スタート。『ストロベリー☆プラネット!』では、しぶらいんが「サインボールを投げるから、みんな全力でアピールしてね!」とリスナーに伝える。曲の合間にボールを投げるメンバーに、リスナーがペンライトで推しカラーをアピールしていた。続く『苺色夏花火』もメンバーを交代して、同様にサインボールのプレゼント。『ファタール』は灰染凜とせーあのユニットが会場を2人の色に染め上げる。
トークコーナーをはさみ、STPRメドレーへ。『FIRST 1MPACT』は映像の演出でより迫力を増し、『Summer Night』は待ってましたのタオル曲! 『One Week Love』はメンバーもペンライトを持ち、『青春チョコレート』では愛を伝える十六夜ルクス・しぇる・かんパリのセリフに湧くリスナー。
煽り映像のあと、かんパリ・しぶらいん・しんどうじ・灰染凜のテンションぶち上げな個性派チームが、ホストクラブをテーマにした『Club A×C』を歌い上げる。衣装も含めて、いつの間にかharevutaiがホストクラブに!? 一方、和な衣装と扇子で『最終決戦』をビシッと決めてくれたのは十六夜ルクス・つきしろやしろ・はりま・ものくろのダンスも歌もキメてくれるチーム。最高潮の盛り上がりを見せ、ライトが落ちると、間髪入れずアンコールの声がリスナーから巻き起こる。
アンコールは、どちらも『歌ってみた』動画でSTPR BOYSが披露している STPR所属のグループによる合同曲『PEACE』と『STAR to STPR』。マイクを使わない生声の「本日はご来場いただき、誠にありがとうございました!」という挨拶で、アツいライブは幕を閉じた。この3日間×2公演の合計6公演、実は全てセットリストが違う。どれだけSTPR BOYSがリスナーを大切にして、楽しませようとしてくれているか、その事実だけでも実感できるはずだ。
文・取材:篠崎美緒
写真:林晋介
『STPR BOYS Festival Vol.1 《STARS LIGHT -スターズライト-》』8月20日昼公演セットリスト
M1:パレードはここさ(すとぷり)
M2:僕らだけのシャングリラ(すとぷり)
M3:GO GO CRAZY(すとぷり)
M4:スキスキ星人(すとぷり)
M5:いーあるふぁんくらぶ(みきとP feat.GUMI, 鏡音リン)
M6:可愛くてごめん(HoneyWorks)
企画コーナー:朗読劇(十六夜ルクス企画)
M7:ストロベリー☆プラネット!(すとぷり)
M8:苺色夏花火(すとぷり)
M9:ファタール(GEMN)
M10:ヒバナ(DECO*27 feat.初音ミク)
M11:FIRST 1MPACT(メドレー)(めておら – Meteorites -)
M12:Summer night(メドレー)(騎士X – Knight X -)
M13:One Week Love(メドレー)(AMPTAKxCOLORS)
M14:青春チョコレート(メドレー)(すとぷり)
M15:Club A×C(AMPTAKxCOLORS)
M16:最終決戦(騎士X – Knight X -)
EN1:PEACE(STPR Creators)
EN2:STAR to STPR(STPR Creators)