
意志の強さを宿した瞳が印象的な人だ。けれど、笑顔にはあどけなさが覗く。そんな彼の言葉は確固とした個性があることを感じさせ、きっと自分の中に譲れないものがあるのだろうと想像させてくれる。
今注目されているネクストスター、草川直弥がスタイルフォトブック『直弥いる。』を出版。3名のカメラマンが撮り下ろした草川の表情はとてもカラフルで、内面に隠し持つさまざまな魅力、感情が溢れ出ている。
初のスタイルフォトブックへのこだわり、そこから揺るがない草川のポリシーについて聞いた。
満足できる1冊になりました

――最初にスタイルフォトブック発売を聞いた時の気持ちを教えてください。
自分が好きなものを詰め込んだ1冊の本を出したいと思っていたので、すっごく嬉しかったです。やりたいことも次々と湧いてきて。
制作にあたって、いろんな方の本を参考にさせていただいて、そこからインスピレーションを得ながら、僕らしさを出せたらとアイディアを出していきました。よく話していたのは、「お手本になるような1冊」にすることを目指したいなと思っていました。
――一番こだわられたポイントは?
いろんな自分を見せたいなと思って。今回3名のカメラマンさんに撮っていただきました。とにかくいろんな自分をこの1冊に詰め込みたいなと思いました。


――カメラマンさんが3名参加されていることがほかのスタイルブックとかと違うポイントかと思うんですが、それぞれのカメラマンさんとセッションしてみて感じたことを教えてください。
今回のスタイルフォトブックでは、新しい自分を引き出したい、という思いがありました。カメラマンさんのSNSを拝見して、今回の3名の方にオファーをさせていただきました。
嶌村吉祥丸さんは、古民家や地層、海など様々なシーンでフィルムも使いながら儚さもあり力強さもある、素晴らしい写真を撮ってくださいました。
神戸健太郎さんは+KIRARI会員限定版(ファンコミュニティ「☻なおやるーむ」)の表紙のカットを撮っていただいたのですが、これが本当に奇跡の1枚なんです。時間が余っていたので、「ちょっとそこに立ってみて」と、スタジオのドアのところで撮ったものを表紙に使わせてもらっています。自然光やライティングなどの光を活かして色々な表情の写真を撮っていただきました。
山根悠太郎さんはふとした表情を切り抜くのがとても上な方で、主に日常のパートを撮っていただきました。料理をしている姿や好きなものに熱中している姿など、ナチュラルな僕を引き出してくださいました。
▼+KIRARI会員限定版表紙

――いろんな表情が見られる1冊かな、と思うんですけど、撮影場所やシチュエーションにおいて、ご自身もご希望されたところはあったんですか?
ほとんど僕が「こういう感じで撮ってほしいです」とお願いさせていただきました。例えばラーメン屋とか、銭湯とか、僕の希望をスタッフの皆さんが叶えてくださって。撮影自体がすごく楽しかったですし、本当に満足いく1冊になりました。
撮影は終始楽しかった

――タイトルの「直弥いる。」はいろんな意味が込められているとのこと。具体的にはどのような意味が込められているのでしょうか。
一番はこのスタイルフォトブックを見てくださっている方のそばにずっといるよ、という意味が込められています。それから、いろんな表情の僕がいるよ、ということ。
もう一つは、スタイルフォトブックと「直弥」で何か掛けられないかなと思って、「スタイル」の「イル」と、直弥が「いる」を掛けて、「このタイトルがいいんじゃない?」ってなりました。

――スムーズに決まりましたか?
わりとスムーズでした。ただ、「直弥いる。」の「直弥」を平仮名にするかカタカナ、漢字にするか悩みました。漢字の方が「草川直弥」を覚えてもらえるかなと思って、漢字で「直弥いる。」になりました。このタイトルも満足しています。
――タイトルはスムーズに決まったとのことでしたが、撮り始めてから苦労した点や悩んだ点はありますか?
ないです。3日間の撮影も、本当に僕が撮っていただきたい写真、雰囲気の撮影だったので終始楽しかったです。
美容とファッションへのこだわり

――撮影の前にはどういったことを準備されましたか?
私物紹介のページでは、僕が1週間の私服コーデを組みました。これは悩みました。どの服を持っていこうか、とか。あとは前日の美容には気をつけました。
――普段コーディネートを組むときはどういったことを意識していらっしゃるんですか?
その日の気分で決めています。あとは天気や気温とか。でも、パンツから決めることが多いです。そこから組んでいく感じです。
――今回はあらかじめ決めなきゃいけなかったので、大変だったと思うんですけど、どのように決めていったんですか?
このスタイルフォトブックが発売されるのは夏ですが、夏だけではなくて、オールシーズンを意識してコーデを組みました。春のコーデだったり、冬のコーデだったり。服がたくさんあるので、そこから組み合わせるのは大変でしたけど、アイテムを選ぶのは早かったです。こういうアウターにシャツ系でワンコーデとか、MA-1で、とか。
逆にこれも見せたい、あれも見せたい、ってなって……そぎ落としていくのが大変でした。


――美容とファッションについてはこの本で大事な部分かと思うのですが、それぞれ譲れないポイントを教えてください。
美容は、保湿力が譲れないかもしれないです。だからパックも水分量が多いものを使います。とにかく保湿すること!
――パックするのは朝?夜?
夜です。朝ももちろん化粧水だとかケアはするんですけど、夜のスキンケアはより念入りにしています。
ファッションで譲れないポイントはシルエットというか、サイズ感は大事にしています。あんまりスキニーみたいなタイプが好きじゃないのでそこは意識しています。
――この夏チャレンジしてみたいコーディネートはありますか?
Tシャツはたくさん着たし、サマーニットとか挑戦してみたいです。
自分を好きになることは大事

――ファンの方からも質問を募集されていましたが、印象深い質問はありましたか?
選べないです……本当にたくさんの質問をいただきました。その中からいくつか絞らせていただいたんですけど、どれも僕が思いつかないような質問ばっかりで、とても楽しませていただきました。
今回、打ち合わせの段階からファンのみなさんと一緒に作るページが欲しいとお願いしていて、僕の似顔絵イラストも募集したんです。ファンのみなさんと作るページは今回とても大切にしています。
――スタイルフォトブックの撮影を経て、自分の中で変化したことはありますか。
やっぱり撮っていただくことが好きだな、と思いました。グループの時の撮影ももちろん好きなのですが、今回のスタイルフォトブックでは、日常のふとした表情など、いろんな表情を切り取っていただいて。「こういう撮影、好きだなあ」と改めて思いました。
――ふとした表情、ということでしたが、無邪気さと大人っぽさも詰まっているとのこと。ご自身がまだまだ子どもだなと思ってるところ、逆にここは大人になったな、と思うところを教えていただけますか。
物事に対しての考え方は大人になったなぁ、と思います。冷静に見られるというか。すぐに思ったことを話すんじゃなくて、一回考えて話せるようになったところは大人になったなと思います。
――昔は違った?
昔はそこまであまり考えられていなかったかもしれないです。
まだまだ子どもだな、と思うことは遊ぶのも好きだし、はしゃいだりするのも好きだし……でも、そこはずっと変わらずにいたいです。
――はしゃぎ方って変わりましたか?
あまり変わらないです。それこそメンバーといる時にはしゃいだりとかそういうのは変わらないなぁと思います。
――理想の大人像はありますか。
自分を貫いている人でいたいです。生きていると、いろんな人の言動を見聞きして迷ってしまうこともあると思うんですけど、しっかり自分を貫いている人は理想だなと思います。
――理想に近づくために、今心がけていることはありますか。
自分を好きになる、自分を褒めてあげることは大事かなと思います。
メンバーを本格的に撮りたい

――草川さんの個性が詰まったスタイルフォトブックになっていると思いますが、逆に「自分は個性がない」と悩んでいる人も多いかと思います。そういう人に草川さんがアドバイスするとしたら?
誰しも個性は絶対にあると思うんですけど、自分では分からなかったりするんです。仲の良い友達や、家族に聞いてみて、言われたことがもしかしたら正解だったりするので、その部分を磨いたり。
どんな個性でもいいと思うので自信を持つことが大事なのかな、と思います。
――草川さん自身は「これは自分らしいなぁ」と気づいたのは割と早い段階だったんですか?
どのぐらいなんだろう……。でも自然に、だったと思います。これって自分っぽいのかもなぁ、って。
――個性というと、スタイルフォトブックを拝見していても、クリエイティブ面での才能がある方だな、ということを感じます。ジャンルにこだわらず、今後作ってみたいなことはありますか?
写真を撮るのも好きなので、メンバーを本格的に撮りたいです。それこそファンの方に手に取っていただけるようなものを撮るとか。
――私物にGRもありましたが、カメラ沼にもハマっている?
ずっとフィルムカメラだったんですけど、フィルムもなかなか手に入りづらくて。それでデジカメ欲しいなと思って調べていたら、GRがいいなと思って最近使っています。
――GR、いいですよね。
新作出ますよね。欲しいなと思っちゃうんですよね、新しいのを。買おうかな(笑)。
今、休みがあるとしたら……

――活動されている中で、たくさん悩みや壁を感じることがあると思います。それらを乗り越えるために、草川さんが大切にされているのはどういったことでしょう?
周りの意見とか言葉だったり。あとは、ずっと頑張り過ぎず、やっぱり息抜きも大事だと思います。自覚がなくても疲れていることもあると思うので。だから自分と向き合うことは意識しています。
――そういう時間って意識して作っているんですか?
でも、僕の場合、あまり気がつかないタイプなんです(笑)。
――いま、休むとしたら何がしたいですか?
今ですか? 一日家から出ない生活を送りたいです。それこそゲームしたりドラマとか見たりして。あとはなにもしない!
――最後にスタイルフォトブック、完成したらどなたに一番に見てもらいたいですか?
やっぱりメンバーじゃないです。メンバーの反応が気になります。
みんな、「いいね」とは言ってくれると思います。
――プレゼントしますか、それとも買ってもらいたいですか。
どうしようかな。買ってもらいましょうか(笑)。いやいや、プレゼントしますよ、もちろん!

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<作品概要>
タイトル :草川直弥スタイルフォトブック『直弥いる。』

著者:草川直弥
撮影:嶌村吉祥丸/神戸健太郎/山根悠太郎
発売日:2025年7月30日(水)
価格:3,300円(本体3,000円+税)
サイズ:B5 変形
ページ:128ページ
発行:SDP
≪作品特設ページ≫ https://www.stardustpictures.co.jp/book/2025/naoyairu.html
≪スタイルフォトブック公式SNS≫
■公式X:@naoya_iru
■公式Instagram:@naoya_iru
≪草川直弥公式SNS≫
■公式X:@naoya_k_staff
■公式Instagram:@0406_k.naofficial
撮影/梁瀬玉実、取材・文/ふくだりょうこ
スタイリスト/井田信之
ヘアメイク/石川ユウキ(Three PEACE)