「ジャッキー版リメイクは思い入れのある作品」『ベスト・キッド:レジェンズ』新星ベン・ウォンが作品について語る解説映像公開
『ベスト・キッド:レジェンズ』

ジャッキー・チェン最新作『ベスト・キッド:レジェンズ』より、主人公リーを演じたベン・ウォンが本作の魅力を語る解説映像が公開された。



本作は、世界中で大ヒットを記録した映画『ベスト・キッド』シリーズ最新作。

オリジナル版で主役だったラルフ・マッチオがスクリーンに復活し、2010年のリメイク版でカンフーの師匠を演じたジャッキー・チェンと初競演。ジャッキー演じるミスター・ハンと、空手の達人マッチオ演じるダニエル・ラルーソの指導の下、ひとりの少年がふたりのレジェンドの極意を受け継ぐ“ニューヒーロー”として成長を遂げていく姿が描かれる。



公開された映像は、主人公リー役ベン・ウォンの「僕のお気に入りポイント、トップ3!」という掛け声とともにスタート。まず、ウォンが3位に挙げたのは、本作を支える激しくも美しいファイトシーンの魅力。本編映像より、ニューヨークの屋上に開設された空手の技を競い合う特設リングに立つリーの姿、ストリートで襲いかかる暴漢に立ち向かう激しいアクション、そしてハンとダニエルによる迫力のバトルなど、手に汗握るシーンが続々と映し出される。



「ジャッキー版リメイクは思い入れのある作品」『ベスト・キッド:レジェンズ』新星ベン・ウォンが作品について語る解説映像公開

ウォンは、ジョナサン・エントウィッスル監督による演出とカメラワークの妙について、「エントウィッスル監督は本当にすごい。俳優とカメラがただ動くのではなく、ふたつが呼応し合ってるんだ!」と語り、動きと視点が交わることで“没入感のあるアクション”が生まれているという。「この感覚は映画館じゃないと味わい尽くせないと思う!」と、劇場で観るべき体感型映画であることを強調した。



続いて2位に挙げたのは、豪華キャスト陣。「リーの大叔父のハン(ジャッキー・チェン)、弟子のヴィクター(ジョシュア・ジャクソン)、リーのママ(ミンナ・ウェン)、リーといい感じのミア(セイディ・スタンリー)、家庭教師のアラン(ワイアット・オレフ)、皆すばらしい! 最高のキャストだよ!」と各キャストを褒めたたえ、満面の笑みを浮かべた。



「ジャッキー版リメイクは思い入れのある作品」『ベスト・キッド:レジェンズ』新星ベン・ウォンが作品について語る解説映像公開

そして第1位は、ラルフ・マッチオとノリユキ・パット・モリタが築き上げ、現在まで脈々と受け継がれてきたKK(原題:カラテ・キッドの略)ユニバース。ウォンは「僕にとっての『ベスト・キッド』は、2010年のリメイク版だ。

当時、僕は10歳で、映画の舞台である北京からアメリカに戻った直後だった。しかも主人公も同じ10歳。運命を感じたね」と、特別な思い入れのある作品であることを明かした。



「ジャッキー版リメイクは思い入れのある作品」『ベスト・キッド:レジェンズ』新星ベン・ウォンが作品について語る解説映像公開

一方で、マッチオが出演するオリジナル版『ベスト・キッド』シリーズについても、幼い頃からのファンだったと言い、「おばの影響でオリジナル版もよく観ていて、シリーズは全制覇してた。ラルフはKKユニバースの“心”であり“象徴”だ。今回は僕だけど、彼こそが“ザ・ベスト・キッド”。ラルフが登場したことで、ミヤギ道やオリジナル版のレガシーが後世につながった。本当に感慨深かった」と、シリーズを支えてきたマッチオに深い敬意を込めた。



『ベスト・キッド:レジェンズ』魅力満載の解説映像



<作品情報>
『ベスト・キッド:レジェンズ』



8月29日(金) 公開



公式サイト:
https://www.bestkid-legends.jp

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