連日落語界の重鎮も応援に『三遊亭王楽改メ 七代目三遊亭円楽 襲名披露興行』
『三遊亭王楽改メ 七代目三遊亭円楽 襲名披露興行』ビジュアル

映画・音楽・舞台など各ジャンルのエンタメ通=水先案内人が、いまみるべき公演を紹介します。



【水先案内人 山本益博のおススメ】



俊英の落語家三遊亭王楽が七代目三遊亭円楽を襲名する。

六代目は先年亡くなった、『笑点』のレギュラーで、札幌、福岡など全国の落語まつりの名プロデューサーでもあり、滑稽噺も人情噺も達者な落語家だった。



五代目は「星の王子さま」を名乗りながら、『藪入り』や『浜野矩随』などの人情噺を得意にした名人肌の落語家だった。七代目になる円楽は、王楽を名乗っていたときから、明るい声と快適なテンポで噺を運ぶ、上機嫌な賢い落語家である。七代目を襲名して、その噺の運びに一層磨きがかかり、滑稽噺も人情噺も面白い噺に仕立てることを期待したい。



襲名披露興行には、26日は、文枝、昇太、志らく、27日には兼好、一之輔、28日には小朝、談春、3月1日には昼に正蔵、花緑、夜に鶴瓶、鯉昇、たい平、2日には小遊三、市馬、志の輔など落語界のそうそうたるメンバーがお祝いに駆けつけ、高座に花を添える。



<公演上演>
『三遊亭王楽改メ 七代目三遊亭円楽 襲名披露興行』



2月26日(水)~3月2日(日) 東京・有楽町よみうりホール



チケット情報:
https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventCd=2436718(https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventCd=2436718&afid=P66)

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