
7月1日『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』のイベントが開催され、マーベルファンであるせいや(霜降り明星)と佐藤景瑚(JO1)が登壇し、かつてマーベル作品との出会いをきっかけにヒーロー映画の虜となったファーストサマーウイカの“マーベル熱”を取り戻すべく、最新作への想いを語り尽くした。
『ファンタスティック4』は、異なる力と個性を持ち、揺るぎない家族の絆で“最強”を超えた唯一無二のヒーローチーム。
そんな特殊能力を持つ4名で構成された彼らは、ニューヨークのバクスター・ビルに拠点を置き、時には“家族”、時にはヒーローチーム“ファンタスティック4”として活躍している。世界中で愛され、強い絆で結ばれた彼ら“家族”には、間もなく“新たな命”も加わろうとしていた。しかし、チームリーダーで天才科学者リードのある行動がきっかけで、惑星を食い尽くす規格外の敵“宇宙神ギャラクタス”の脅威が地球に迫る。
チームのスーツを象徴するブルーと白のカーペットで彩られたステージに、笑顔で登場した3人。大のマーベルファンとして知られ、これまで幾度となくそのマーベル愛を語り続けてきたせいやは開口一番、「(本作に登場するキャラクターの)シルバーサーファーのマネをしながら登場しました、せいやです! いつでもマーベルのグッズを身につけているくらいマーベル好きです! お願いします!」と楽しそうに挨拶。

『アベンジャーズ』入りを目指しているというほどマーベルファンの佐藤もまた、「僕もマーベルの大大大ファンなので、呼んでいただけて嬉しいです! 『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』の予告は100回以上観ました! それくらい(公開を)楽しみにしています!」とノリノリで挨拶し、マーベルファン同士、早くも息の合った様子を見せた。
一方、かつてマーベル作品によって“人生や価値観を変えられた”と語っていたはずが、実は『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019年)以降、マーベル作品から少し離れてしまっていたというファーストサマーウイカは、「『アベンジャーズ/エンドゲーム』が世の中で大旋風を巻き起こしていた頃、私も劇場で『エンドゲーム』を観たいと思って、初めて歴代作品を数週間で一気見したのがマーベルとの出会いでした。そこからマーベル沼にどっぷりハマってマラソンしていたはずが、今やウォーキング状態。
マーベル作品といえばド派手なアクションと話す佐藤は、「僕もアベンジャーズになるために、毎日トレーニングしているんですよ。見ます?」と鍛えた筋肉を披露すると会場から拍手が。「とにかくアクションが大好きなのですが、最新作は予告を観ただけでアクションがヤバいのが分かる!」と嬉しそうに語ると、「とにかく脱ぎたかっただけじゃないの?(笑)」(せいや)、「マーベル体形だね~(笑)」(ウイカ)と突っ込まれながらも、ファンタスティック4のメンバーの魅力をジェスチャー交じりで再現し、「リードの伸びる手とか、ジョニーの燃える炎、スーのバリア、ザ・シングの屈強な岩の姿とか、とにかく4人の能力がすごいんです。子どもの頃欲しかったような能力ばかりで魅力的!」としっかりとアピール。

せいや(霜降り明星)
せいやも「スパイダーマンよりもずっと前からいる、マーベルの原点といっても過言ではないヒーローたちだからね」と共感を示した。また一昨年、第1子を授かったせいやは、ヒーローとして活躍しながらも、新たな命を授かることとなるリードとスーに注目し、「他のマーベル作品との違いは、ファンタスティック4は“家族”チームなので、家族愛も描かれそうですよね。ピンチに陥った時の家族の掛け合いにもきっと感動すると思う。予告で映っていた新たな命も気になりますね」とそのドラマへ期待のコメント。
すると、JO1のメンバーと“家族”として共同生活を送ってきた佐藤も、「うちのメンバーにも“ファンタスティック4”のようなメンバーがいるんです。(リードのように)手が伸びるのはダンスがめっちゃ上手い川尻蓮、(ジョニーのような)炎は熱い男・河野純喜。

佐藤景瑚(JO1)
また、それ以上にウイカにオススメの理由があるとするせいやは、「この作品はタイトルの通り“ファースト・ステップ”。ファンタスティック4は何回か映画化されているんですけど、過去作は一切観なくてもいい。マラソンしなくていいんですよ! 『アイアンマン』の1作目のように、ここから次の『アベンジャーズ』に向けての準備段階が始まる。僕が高校の時に観た『アイアンマン』から『エンドゲーム』に入ったように、この作品を観ればマーベルに入れるんです!」ともコメント。
徐々に心動かされてきたウイカは、ファンタスティック4が立ち向かうこととなる“敵”について質問。佐藤が「今回の敵はとにかくめちゃくちゃデカいです。(劇場の)画面映ります?ってくらい。神と戦うようなものなんですよ!」とその威力を語ると、せいやも“惑星を食い尽くす規格外の敵”と称される宇宙神ギャラクタスをモノマネで会場を沸かせた後、「ギャラクタスは宇宙規模なんですよ! もともとデカい敵なんですが、映画化されてもちゃんとデカく引いちゃうくらい(笑)。どうやって倒すかわからん!」とその破壊力の大きさをアピールした。
その後、最新予告を3人揃って視聴。既に100回以上は観ているという佐藤が「何回観ても鳥肌立ちますね。アクションも最高!」と推しポイントを明かすと、せいやはファンタスティック4のドラマに早くも感動したのか(?)涙ぐんだかのような仕草を見せたと思えば、「すみません“せいや涙”って台本に書いてあって……」と会場を笑わせながらも、「でもうるっと来ちゃいますよね。家族の絆とか、新しい命ができるとか……。それと、ザ・シングとジョニーの掛け合いも最高! 大事なシーンなんだろうなと期待できますね」とコメント。
ファーストサマーウイカも「マーベルらしさはもちろんありますけど、今までのマーベルと少しテイストが違うところも気になりました! 観たことないはずなのに懐かしい気持ちになる!」とコメント。さらに注目キャラクターにも触れ、「ベイビーも出てきましたね! あのベイビーも“ファンタスティック4”のメンバーになるんですかね? めちゃめちゃ面白そう。あと、全身ギラギラの“銀粉ショー”のようなシルバーサーファーにも釘付けです!(笑)」と目を煌めかせた。

ファーストサマーウイカ
そんなウイカの心の変化を見逃さなかったせいやが、「君はもうファーストサマーウイカじゃなくなりました。“ファースト・ステップウイカ”になりました! おめでとう!(笑)」とボケると、ウイカもすっかりノリ気で「そのためだけに私はこのイベントに呼ばれたんですかね?(笑)」と突っ込みつつ、「“ファースト”って名前つけてよかった(笑)。ただいま襲名いたしました。
最後に、ウイカが再び“マーベル愛”を取り戻したことを祝福し、3人揃って大きな一歩を踏み出す“ファースト・ステップ”ポーズを披露。「僕も楽しみにしている大迫力のアクションで、ぜひ一緒に劇場で“ファースト・ステップ”を踏み出しましょう!」(佐藤)、「家族の絆や会話が楽しめる、マーベルの中でも唯一無二な作品です。『アベンジャーズ:ドゥームズデイ(原題)』に向けて、マーベルの大旋風を再び巻き起こす準備として、皆さんで“ファースト・ステップ”を踏んで楽しみましょう!」(せいや)、「マーベルから少し離れてしまっていましたが、私みたいな人はもちろん、大ファンの人もきっと期待を超える感動があると思います。ここから壮大なストーリーが始まると思うので、その準備体操として、一緒にファンタスティック4で“ファースト・ステップ”を踏んでいきましょう!」(ウイカ)と、観客たちに改めてメッセージを贈り、イベントは終了した。

<作品情報>
『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』
7月25日(金)日米同時公開
(C) 2025 20th Century Studios / (C) and TM 2025 MARVEL.