
「中野君とは二次予選Aで中団からの捲りの作戦を使った。逆に準決は踏み合い覚悟の作戦だった」と工夫して臨んだ。中野は赤板から前に出て、2周を猛スピードで駆け抜けた。「自分が下手くそな感じだった」と車間を空けて別線をブロックしようとしたが、直後からの坂井洋の捲りは止められなかった。
それでも踏み続ける中野の後位で、鈴木竜士をブロック。強襲してきた松谷秀幸にも先着を許したが、何とか3着。中野は惜しくも4着だった。
決勝では、北日本は一人だけ。「決勝に乗った東日本の自力選手には、全員の番手を回ったことがある」と決めかねていたが、関東が4車並んだことで、3番手がある神奈川後位を選択した。
デビューから18年。猛然と突っ込んで、羽ばたくときがきた。
【3日目12R レース結果】
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北日本からただ一人、決勝に進んだ和田圭