【ボートレース若松（ナイター）一般】〝無〟の気持ちでも闘志は高まる／地元のルーキーが若松初Vへ

初日4Rで白星発進に成功した原田才一郎


　ドリーム組の一人、原田才一郎（28）＝福岡・122期・A1＝は初戦の4Rで2コースまくりを放ち、悠々と白星発進に成功。機力の方も素早く整え、「いつもの形にペラを叩いて、展示タイムも出ていたし伸び寄りで足はいい」とうなずいた。


　若松では安定して上位の機力に仕上げる。そのことについて触れると、「（エンジンを）出せているだけです。ここで勝てないんですよね…」。若松はフレッシュルーキーを務めた水面ながら、優勝が遠い。結果につながらない状況を嘆いた。

　今月初めのルーキーシリーズでは優勝戦1号艇でV逸。それ以前にも幾度となく苦い思いを味わったこともあり、「〝無〟の気持ちです」と決して欲を出さない。ただ一つ付け加えたのは「これが一番難しい。水面に出ると気合が入ってしまいますね」。純地元とあって闘志が高まるのは必然。今節は先述の通り白星で滑り出して、予選の6枠もドリームで消化した。目の前のレースで好成績を積み重ね、着々とVへの歩みを進める。


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