【ボートレース福岡(サマータイム)一般】榮田将彦「伸びを生かして一発決めたい」夫人の片岡恵里とともに復活ムード

伸びはトップレベルの榮田将彦


 大事な初戦を見事にものにした。榮田将彦(46)=山口・84期・B1=は初陣となった初日5Rで、きっちりイン戦を決めて白星発進に成功。
予選に一度しかない絶好枠がいきなり巡ってきたが、着実に10ポイントを獲得して波に乗った。

 早くも機力には手応え十分。榮田といえば伸び型の調整がセールスポイントだが、「伸びは結構いい。スリットで余裕がある」と既に自らのストロングポイントはしっかり押さえている。相棒55号機は2連対率12%ながらも、中間整備のギアケース交換で大変身中の注目機。さらなるパワーアップも可能で楽しみは尽きない。

 直前のGⅢオールレディースには夫人の片岡恵里が参戦。片岡は出足型、榮田は伸び型と好むスタイルが正反対だが、だからこそもたらせられる相乗効果も。「妻から情報はもらいました。妻と僕はスタイルが違うけど、伸び型がダメな時に妻の情報が生きますからね。思い切って伸び型を試せる」

 その片岡は前々期に12期ぶりにA級復帰を果たすと、そこからはA級を連続でキープと好調。榮田も今期はA級復帰が視野に入る位置で、二人三脚で復活を遂げようとしている。
「いやいやもうA級がどうとかを考える年ではないかな(笑)。でも伸びを生かして一発決めてやるぞというのは、ずっと考えていますね」。つまり向いている視線は自分ではなくファン。穴党ファンの心強い味方が、強力な伸びを武器に大ホームランをかっ飛ばす。(森 大輔)

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