
【記者コラム・森大輔の勝ち組の法則】
エンジンは前節と打って変わって低調機シリーズですが、ボートも良艇は全てお蔵入りかというとそうではありません。現ボートの2連対率上位ベスト15の表を見てください。

全ての良艇が登場しているわけでありませんが、この中から11艇も出場。こうなると低調機シリーズでAランク以上の良機はほとんど出ていませんので、良艇の価値は大幅に上がります。しかも、ここに名前が挙がるメンバーは軒並み好気配で、今節の上位を形成しているほどです。
中でも注目は113(杉山貴博)、109(宮内由紀英)、149(宮脇遼太)、160(古賀智之)、173(平尾崇典)番。ここに挙げたボートは転覆、エンスト、落水等の事故が一度もないボートで、つまり水をほとんど吸っていない良艇中の良艇。これまでもこの事故がないボートは後に超抜艇になることが多く、エンジン素性以上にパワーを引き出すこともしばしば。平尾が節一級のパワーを披露していますが、この恩恵を受けているのは間違いありません。この5艇には要注目です。