
不利枠も含む初日を1、3着にまとめた鈴木博
前半2Rで3コースからまくり差して白星発進に成功した鈴木博(55)=埼玉・64期・A1=が、不利枠で登場した後半9Rも手堅く3着を確保。ベテランらしい安定感抜群の走りで好発進を決めた。
「全然悪くない」。相棒は素性Cランク評価で派手さはないものの、「スリット近辺の足は雰囲気がある。余裕がありますね」と好評価。「前検の赤岩(善生)選手の足が鮮烈だったので、(それに比べると)いいとは言えないけど、着が拾えているしこのまま行きます」と見通しも明るい。ただ、鮮烈と表現した赤岩の61号機には、「あいつがバタバタしていないのは初めてじゃない(笑)。明らかにいいよ」と嫉妬心もチラリとのぞかせた。
当地は4Vの実績を誇り相性抜群。「からつを走る時はいつもいい足をしている」。今節もV取りへ一歩ずつ前進する。