
【記者コラム・古川達也「たっちゃんのハイタッチ」】
ド派手に号砲を鳴らした。初日はオープニングの1走だった山本英志(50)=東京・80期・B1=が、枠なりの3コースからコンマ10のトップSをたたき込むと、豪快にまくって1着ゴール。
ただ、「行き足、伸びは悪くないけど、ターン回りは重さがあって乗りづらかった」とエンジンは調整途上。それだけに、道中は1号艇の上平真二の猛追に遭い、「合っていなかった分迫られたけど、伸びで何とかなった」と胸をなで下ろした。
長年A級に君臨していた実力者も、前期(昨年11月~今年4月)は調子を落とした。勝率は5.16にとどまり、2003年後期以来のB級に甘んじている。それでも、「変化はまったくないですよ」と気持ちの乱れは一切ない。「今まで通りやるだけ。だから駄目なんですよね(笑)」と少し自虐的な表現を交えて笑い飛ばした。
2日目は1、4枠の2走。まずは第一関門突破までノンストップで突き進む。
▼12R 鳥飼眞がセンターから握る公算が大きいので、山本に絶好の差し場ができそう。手堅く2着を確保してリズム良く予選後半に乗り込む。
▼11R 三嶌誠司が積極策に出れば、展開が向く出畑孝典の突き抜けも。6-24-124。
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3コースからまくって開幕戦を制した山本英志