
【ボート王国九州・山口!】
待望のSG初Vが目前。西山貴浩(38)=福岡・97期・A1=は準優で1着通過を決めると、「感想?あと一つ。

V最短の優勝戦1号艇をつかんだ西山貴浩
いい緊張で臨めたこの日の一戦だった。前夜は「ぐっすり」と睡眠もしっかり取れ、レース前のピットでは得意のジョークを飛ばし、仲良しの先輩にはちょっかいを出すという通常モード。
レース前には同門の後輩の仲谷颯仁(30)=115期・A1=に「08のスタートを行ってくるわ」と宣言し、レースではその通りの08。さえまくる集中力で、V最短の位置につけた。
機力ももちろんOK。「手応えも歯応えもありますよ」とジョークを交える西山節も健在。
そして、初の優勝戦1号艇への覚悟も口にした。「優勝戦は緊張しますよ。でも、そのために選手になったようなもんですから」
全ての状況は織り込み済み。腹を決めて負けないSを踏み込み、みんなが待つ歓喜の初Vをつかみ取る。
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談笑しながら準優前のピットを歩く西山貴浩