
【記者コラム・造田大の大勝負】
伊藤柚姫(22)=兵庫・128期・L1=が今度こそ強心臓を発揮する。本格デビュー初戦だった前回の岸和田は予選敗退。
ただ、「自分の取りえは強い気持ちがあること」と話す。3場所中2場所で優出したルーキーシリーズでは並走や落車を恐れず、狭い所に突っ込んで確定板入りするシーンもあった。身長は約149センチと女子の中でも小柄だが、男子顔負けの勝負根性を秘めている。
「前回より緊張はない。強い気持ちを持って、がむしゃらに頑張りたい」。持ち味を存分に出して、本デビューして初の予選での確定板入りといきたい。
▼7R(伊藤柚姫) 仲澤春香の首位は不動だが、次位争いは混戦。伊藤が狭いスペースを割ることも視野に入れて、2着までに脚を伸ばす。4-6-1237。
▼8R(泉慶輔) こちらも身長167センチと体格は小さいが、落車を恐れないレーススタイルに定評がある。「昨秋の落車の影響がなくなってきていて、状態は上がりつつある」ならば、3番手からでも突き抜けは十分ある。6-2=4、6-4-157。
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「強い気持ちがある」ことが自身の長所と話す伊藤柚姫