【小倉競輪(ミッドナイト)FⅡ】わが高校の後輩〝ナカータ〟中田拓也が目指すのは「唯一無二の存在」


【記者コラム・森川和也の追走一杯】

 取材中、久々に驚いた。初日最終7Rに登場するルーキー中田拓也(29)=広島・127期・A3=は、門司大翔館高(旧大里高)の出身で、大里高OBである記者の後輩だった。
「黒崎生まれで、門司育ち。小倉ドームでは、プロのロード選手になるために練習で走っていました。やっぱり地元はいいっすね!」

 広島のロードチームに所属中、吉本哲郎に誘われて競輪の道へ。誰とでもすぐに談笑を始める陽キャが目指す理想像は「ナカータです!」。どうやらロード時代の愛称らしく、それは「唯一無二の存在」で、まだ確立した姿ではない。自力勝負でS級S班まで上り詰める野望がある中田自身で「ナカータそのものをつくっていきます!」と言い放ち、さっそうと前検日の指定練習に向かった。

 ▼4R(中井修)目標にする浜田翔平が「セッティングを煮詰めてきたし、悪くない」と笑顔。新人の吉田を後方に置くレースを展開してくれれば、番手抜け出しで首位争いも。2=3-15。

 ▼5R(曽我部匡史)「この1、2年くらいは自転車が進むし、セッティングで悩むことがない」と充実している。先頭を託す先行職人の野見泰要が風を切れば前残り十分で、1-4-236。

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【小倉競輪(ミッドナイト)FⅡ】わが高校の後輩〝ナカータ〟中田拓也が目指すのは「唯一無二の存在」

〝地元戦〟の前検日でテンションが上がりっぱなしの中田拓也
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