【熊本競輪（モーニング）FⅡ】今期初戦でいきなり失格の27歳は髪をなびかせ「自分でレースつくる」
　末廣快理（27）＝兵庫・121期・A1＝は、前期初めてS級戦を戦った。だが思う結果は出せず、再挑戦するために今期のS級点獲得を目指す。


　前回の初日特選は内抜きで失格。今期初出走でいきなりハンディを背負った。それでも「95点を目標にしていくだけですので」と強気だ。

　今回の初日特選は突っ張り先行。長めの髪をなびかせて快走した。だが「後ろが見えなかった」と、番手が並走となったことで同期の中川聖大のカマシに反応が遅れた。「バックまではそのままいけそうな感じだったんですけど」と感触は悪くなかった。

　「結局、捲られていますからね。走りを修正します」と、準決では考えてレースを組み立てるつもりだ。「A級はセオリー通りの流れにならないことが多い。自分でしっかりレースをつくらないと」。95点を取るには決勝入りはほぼ外せない。
攻めのレースでファイナル進出を決める。

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初日特選で7着に敗れ、巻き返しを期す末廣快理
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