【久留米競輪(ナイター)FⅠ】池田勇人が自力復活宣言「人の後ろは関東に限ります」


【記者コラム・造田大の大勝負】

 池田勇人(40)=埼玉・90期・S2=が自力型として、もう一度立ち上がる。初日10Rは東日本のくくりで、千葉の野口裕史という好目標が用意された。
だが、池田は「一人でやる」と単騎を選択した。

 理由を尋ねると、「今年に入ってから線引きをしてます。関東以外の選手に付けるのは」と回答。「自力を出していかないと脚が落ちてしまう。気持ちよくレースをしたい。勝っても負けても自分のせいで。だから、人の後ろは関東に限ります」。キリッとした表情を浮かべて、決意をあらわにした。

 近年は落車禍や年齢を重ねてきた影響もあってか、FⅠが主戦場。だが、かつてはカマシや捲りを武器にS級上位で活躍。関東を代表する機動型として、2014年GⅠ寛仁親王牌で優出など特別競輪の舞台でも結果を残してきた。

 追い込みのイメージが板に付いてきたところで、再びの自力宣言。
かつての輝きを取り戻すべく、単騎でも自分から積極的に仕掛けていきたい。

 ▼10R(池田勇人) 久留米は2013年にGⅢ初制覇を果たしている。好相性バンクで単騎一撃が決まるか。3-125-125。

 ▼8R(田口勇介) 直前まで宮城支部が主催する合宿に参加し、パワーアップを実感。伊藤颯馬は近況不調で、田口の一発は十分ある。6-23-1235。

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初日10Rは単騎で戦う池田勇人
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