【ボートレース福岡(サマータイム)一般】浦野海「地元で一番得意なのは福岡」2年ぶりの当地参戦に腕が鳴る

前節V機を手にした浦野海


 この時を待っていた。浦野海(23)=福岡・124期=は2023年8月のルーキーシリーズ以来、地元ながら当地は2年ぶりの参戦。
かなり間隔が空いたが、「福岡は昔から成績がいい水面。ずっと走りたかった」と走りたくてうずうずしていたとあってブランクは関係ない。

 3年間芦屋のフレッシュルーキーを務めたこともあって、同じ地元でも当地はあっせんが減っていたが、水面に対して手に残るいい感覚は変わっていない。「デビューした頃から、地元3場(福岡、若松、芦屋)でも一番得意だったのが福岡。握って攻める自分のスタイルに合っているんですよね」

 もちろん任期満了までフレッシュルーキーを務めさせてくれた芦屋には感謝しきり。この経験を生かして、前期(昨年11月~今年4月)には初のA級昇格の勝率も稼いだだけに、次はさらなるステップアップで恩返しをしたいところだ。

 「何とかA級としてレースをこなせているし、今期(5月~)は勝率(5.95)もいい位置にいますからね。A1を狙っていきたい」

 手にしたエンジンは、直前のGⅢオールレディースで竹井奈美にVをもたらした26号機。低調機シリーズでは垂ぜんの的とあって、ボルテージも増すばかりだ。「前検としては悪くない。少し重いけど、福岡はだんだん回転が上がってくるので前検はまだ叩かない方がよさそう」。2年ぶりでも調整は分かっている。
磨きが掛かった豪快なレースで、福岡のファンに成長した姿をアピールする。(森 大輔)

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