
直前の三国で久々のVを挙げた田路朋史
起爆剤を得て若松に乗り込んだ。直前の三国一般戦で優勝を飾った田路朋史(とうじ・ともひと、40歳)=兵庫・98期・A1=が当地でも好結果を出す。
三国では「最初から良かったけど、そこから日に日に良くなってくれて最終日に臨めた」と、元々良好だった機力が日増しにパワーアップ。優勝戦では2コース差しを決め、通算4回目の美酒に酔った。「久々に優勝できて良かった」。5年3カ月ぶりとなるVの喜びをかみしめた。
今節は平凡な状態からのスタート。「回っていて乗りやすかったけど、特徴はそれくらい。足自体に特徴はなかった。伸びがくれば理想ですね」と持ち味のパンチ力を引き出す算段。2節連続のVまで見据え、まずは機力の上積みへ手を動かす。