
【記者コラム・寺田洋司の狙い目】
「整備がバッチリはまりました」。渡邉真奈美(34)=東京・117期・B2=が、機力アップに成功した。
「4日目の後半から、前日に交換したリングがなじんできて良くなってきたところに、キャブレターを交換したら別物に変わりました」と満面の笑み。「走り出したら波も越えられるようになり、あとは微調整です」。
大村は今回で4回目。2022年7月の大村初出走で1着を取って以降、白星から遠ざかっている。パワーアップを遂げた相棒の37号機とともに、3年ぶりの白星を最終日に量産だ。
▼1R(渡邉真奈美) センターから快Sを放って一気にまくり切る。3-14-1246。
▼7R(渡邉真奈美) スロー勢のSが不安定。カドからSを踏み込んで一気に内の艇をのみ込む。4-56-全。
▼11R(仁科さやか) 予選トップの1号艇で迎えた準優は、同じ地元の嶋田有里のコンマ01のSの重圧もあって、森下愛梨のまくり差しに屈した。地元イン戦のプレッシャーから解放された分、Sをしっかり決めて地元Vを奪取する。
整備に正解を出した渡邉真奈美が、最終日に白星量産だ