
2日目まで未勝利も悲観の色はまったくない大峯豊
初日は4着2本に終わった大峯豊(41)=山口・92期・A1=が、2日目の4Rに3号艇で登場。スリット後は4号艇のまくりに抵抗し、BSは5番手を航走するも、懸命な追い上げで何とか枠番通りの3着を確保した。
「(Sで後手に回ったけど、)伸び返していたし、足に不満はないですよ」。ここまで3走は中間着にとどまっているが、機力に悲観の色は一切なし。「あとはSだけだね」とコンマ31だったSの修正に精力を傾ける構えだ。
今年初のSG参戦となるメモリアル(若松・26~31日)の開幕も目前。「僕はそこが勝負」と大舞台に向けては高まるばかりだ。
2日目を終えて、得点率は19位。ただ、予選ラストは4、1枠の2走でベスト18入りへの見通しは相当に明るい。「暑いから記者さんも倒れないようにね」。陸の上では思いやりに満ちあふれた男が、ワイルドなターンを連発して、あっさりと準優入りを決める。