
【記者コラム・古川達也「たっちゃんのハイタッチ」】
初日はイン戦を取りこぼすなど、④③着にとどまった馬場剛(33)=東京・112期・A2=の2日目は3Rの1走。枠なりの5コースから放たれた抜群のSはコンマ11のトップ。
ただ、機力は決していい部類ではない。「思ったより出ていない。いっぱいいっぱいの状態です」と思案顔。それだけに「普段はあまりやらないけど、整備をしようと思います」とレース後はエンジンとみっちり向き合った。
勝率7点台をマークしたこともある精鋭も、近況は苦戦中。「調子はあまり良くないですね」。その言葉通りに今期(5月~)勝率は5点台にとどまる。それでも下を向いてばかりいるつもりは毛頭ない。「いろいろトライして、それを肥やしにしたいですね」
2日目を終えて、得点率は13位。準優圏内とはいえ、6枠を残すだけに3日目は正念場を迎える。機力を立て直して、第一関門突破を決定づける一打に期待したい。
▼7R 機力で勝る益田啓司が2コースから攻め込む公算が大きいが、S力は馬場が随一。ここも快ショットを決めて波乱を演出する。6=12-123。
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機力の底上げに奔走する馬場剛