【ボートレース福岡(サマータイム)一般】高山敬悟「福岡は昔から握って回る自分に合っている」予選突破へ全速戦で攻める

2日目からリズムは上昇一途の高山敬悟


 きっちりものにした。高山敬悟(28)=福岡・129期・B2=は1回走りだった3日目6Rで、絶好枠から逃げ切り勝ちに成功。
ただ逃げただけではなく、井上一輝、大場敏、松尾昂明ら歴戦の猛者を相手にしての押し切り勝ちとあって、10ポイントとともに大きな自信を手にした。

 機力も成績通りに上昇カーブを描いている。「ペラを叩き変えてからは、回り足が良くて回った後もいい。行き足や伸びも少しいい」と6着に終わった初戦と比べたら見違えるレベルに到達。「低調機シリーズの今節でならいい方」とパワーのアドバンテージは十分で、勝負駆けを行う上で不足はない。

 前期(昨年11月~今年4月)はFや事故がかさみ高い事故率を有したことで勝率は2点台に低迷したが、今節の走りこそが本来の姿。今期(5月~)は次のステップに進むための第一歩にするつもり。「まずは自己最高勝率(4.38)を更新して5点台の勝率をマークしたい。そして来年はA級を目指します」

 そのためにも地元では好成績を残したいところ。特に地元三場(福岡、若松、芦屋)でも相性がいい当地では貯金を作りたい。「福岡は握って回る自分に合っているし、昔から成績も悪くない。絶対に予選を突破したい」。
予選突破へのノルマは2走10点。持ち味の豪快な全速戦で活路を開く。(森 大輔)

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