【ボートレース若松(ミッドナイト)一般】地元の重鎮が「これ以上ないレースはできた」ピンチを切り抜けファイナルに進出

優勝戦の4号艇を獲得した白水勝也


 地元の牙城を守った。初日ドリームの1枠を務めた白水勝也(52)=福岡・70期・A1=が準優で2着に入り、ファイナルの4号艇を獲得した。


 準優9Rは2号艇で出走。スリットで先行した岩永雅人に締め込まれて窮地に陥ったが、絶妙な〝まくられ差し〟で残して2着を取り切り優出切符を確保した。「あの展開でこれ以上ないレースはできたんじゃないですかね」と笑顔を交えつつ振り返った。

 相棒は機2連対率26%と戦歴の乏しいエンジンで、おまけに前検で新ペラに交換。だが「宇佐見淳選手とは全然違うけど、上位の次の足にはなった。戦歴のないエンジンだし、ペラが換わってむしろ良かったと思う」とここでもピンチを切り抜け、最終的に素性を上回る底力を引き出した。

 前回の優勝は2023年4月に、ここ若松で飾ったもの。通算8回の優勝があるドル箱水面で2年4カ月ぶりのVを虎視眈々(たんたん)と狙う。

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