
GⅠ優出は経験済みの西岡顕心
GⅠ出場はまだ3節目の西岡顕心(24)=香川・129期・A1=が、得点率2位で予選を突破の大活躍。準優1号艇をつかんだ。
2回走りだった4日目はトップ通過も見えたほどの快走だった。前半3Rでイン逃げを決めた後の後半10Rは、枠なり4コースから的確な差しハンドル。いったんは差し切ったかという好ターンだったが、ピット離れでイン奪取から逃げた平本真之が、慌ててBSで急激に締め込んだためにあわや転覆の事態(平本は不良航法)。
それでも絶妙のボディバランスで転覆を回避すると、着順は3着と舟券圏内にも踏みとどまり、得点率2位の位置は手放さなかった。
GⅠの優出は2月のまるがめ地区選で経験済み(3号艇で5着)だが、今回も準優1着通過なら優勝戦は1号艇か2号艇で、よりVに近づく。準優11R、強心臓ぶりを発揮して堂々と逃げる。