
【記者コラム・森大輔の勝ち組の法則】
一発勝負の準優はレースが予選とは別物。機力や旋回力はもちろん、それを生かす気力も重要になってきます。
そこで準優メンバーの準優突破率(直近20節)を見てみましょう。これは近況の準優における勝負強さを数値化したものです。

数値が高ければ高いほど勝負強いのですが、ポイントは準優1号艇を上回る選手の有無。数値で上回る選手がいる場合は波乱が起きやすく、いない場合は堅く収まりやすいということになります。
この観点で今回の準優3番を見てみると、10、11Rには上回る選手が存在します。つまり、今回の準優3番は12Rは堅く収まりやすく、10、11Rは荒れる要素があるということ。
当然狙うのは最も数値の高い選手で、10Rなら伊藤将吉、11Rなら坂口周が該当します。いずれもドリーム組の実力者。
想定コースの半年間の1着率も伊藤は2コース1着率が46%、坂口も3コース1着率が36%とかなり高め。数字の裏付けが重なり、好配の使者として白羽の矢を立てるにはうってつけの存在と言えるでしょう。