
地元SG戴冠を目指す西山貴浩
【ボート王国九州・山口!】
悲願の地元SG制覇を目指す西山貴浩(38)=福岡・97期・A1=だが、「試運転では土屋(智則)にやられていたし、特訓でも下がっていた」。機力面でいきなりの試練に見舞われた。
手にした7号機は前節のお盆特選で、仲谷颯仁がVを飾った一品。それでも、「伸びはあと半分欲しい。出足も重たい」と手応えはさっぱりだ。
それだけに、「今節は仲谷応援団。颯仁に期待したい」と弟弟子に盛大なエールを送ったほど。
それでも、純地元開催のSGで早々に白旗を揚げるわけにはいかない。「とりあえずペラを含めて一通りやるつもり」と気合を入れ直した。
ボートレース界きっての水陸両用のエンターテイナーは、7月のオーシャンカップ(徳山)で、悲願のSG戴冠に成功。今度は誰よりも愛する地元水面での悲願達成に向けて力を振り絞る。