【松戸競輪(ナイター)GⅢ開設記念】岩本俊介が地元5度目のGⅢ制覇
 ナイターで争った松戸競輪のGⅢ開設75周年記念「燦燦ダイヤモンド滝澤正光杯」は26日、12Rで決勝戦が行われ、深谷知広を追った岩本俊介(41)=千葉・94期・SS=が最終バックから番手捲りを決めて優勝。昨年3月の伊東以来、通算6度目、地元では代替え開催も含め5度目のGⅢ制覇を果たした。
小川勇介、園田匠の福岡勢が2、3着。




◆松戸12R S級決勝




選手名

府県
期別
着差
決手
HB
備考


1

9

岩本 俊介
41
千 葉
94
 
捲り
 
 


2

8

小川 勇介
40
福 岡
90
4 身
差し
 
 


3

5

園田 匠
43
福 岡
87
3/4輪
 
 
 


4

7

雨谷 一樹
35
栃 木
96
1/2身
 
 
 


5

6

三谷 政史
42
奈 良
93
1/2輪
 
 
 


6

4

神山 拓弥
38
栃 木
91
3/4身
 
 
 


7

3

北津留 翼
40
福 岡
90
1身1/2
 
 
 


8

2

鈴木 竜士
31
東 京
107
1/2輪
 
 
 


9

1

深谷 知広
35
静 岡
96
1身1/2
 
HB
 


3連単 13,540円(48番人気)
 
 
 
 
 




■ヒーロー

 岩本は気持ちのこもった深谷の走りに応えるように最終バックから力強く踏み上げていった。「雨谷君もスタートが速いですし、中団からのレースも考えていたけれど、前が取れたのが全てでした」

 深谷が雨谷とのS取りを制し前受けからレースを進めると、北津留の上昇を突っ張り、グングンとスピードを上げていった。「深谷君はすごいペースで誰も仕掛けられない感じだった。あれだけ行ってくれたので、前に出ていこうと思った。番手から出た時点で優勝できるかなと思った」とレースを作ったスピードスターに感謝した。

 松戸は最も相性がいいバンク。2011年9月の取手記念の代替えで地元初のGⅢ優勝を決めると、キャリア6度のタイトルのうち、地元で5度のタイトルを手にしている。「ファンの方たちの声援もすごかったですし、感謝しかない」。表彰式後には祝福するファンのサイン攻めに快く応じた。

 9月中旬には共同通信社杯(福井・GⅡ)が待っている。「やることは一緒ですし、帰って練習するだけです」。
年末のKEIRINグランプリの出場を懸けた争いはいよいよ後半戦。大舞台の出場に向け、ここからギアを上げていく。


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代替え開催も含め地元で5度目のGⅡ制覇を果たした岩本俊介
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