
優出決定後は先輩・西山貴浩と抱き合って喜んだ仲谷颯仁
1R前にあった優出インタビューで、地元・北九州市民の6号艇の仲谷颯仁(31)=福岡・115期・A1=が、前日の準優勝戦直後の知られざるエピソードを打ち明けた。
仲谷が準優で2着に入ってピットに引き揚げると、待ち構えた同じ北九州市民でもある先輩・西山貴浩(38)=福岡・97期・A1=は熱くハグ。
ただ本人は至って冷静で「(まだ優出で泣くのは)早くね?」。泣くのは勝ってからだと、優勝戦への闘争心を高めた。
仲谷はインタビューの最後、「中田達也さん(3年前にレース中の事故で殉職した同じく北九州市民の先輩。享年29)の魂とともに力を込めて走ります」と締めくくり、Vへの意欲を前面に打ち出した。