【ボートレース下関】本年度7回目のミッドナイト開催「BTSながと5周年記念新東通信杯」が4日に開幕

SG帰りの海野康志郎が主役だ



 下関ボートで4日、本年度7回目のミッドナイト開催「BTSながと5周年記念新東通信杯」の4日間短期シリーズが幕を開ける。

 今年5度目の当地参戦となる海野康志郎が本命だ。
2月の鳴門で今年初Vを飾ると、6月の大村では完全Vを達成。続くまるがめでも優勝し、7月には初の地元SGとなるオーシャンカップにも出場した。直前の若松SGメモリアルでは普段は体重60キロを超える重量級でありながら53キロまで絞り込んで気合を見せた。来月には初出場となる津SGダービーも待ち受けている。昨年8月以来となる当地Vを飾ってリズムを上げていきたいところだ。

 海野にとって強敵となるのが強力女子勢だ。筆頭格は遠藤エミ。2022年3月の大村クラシックで史上初の女子選手によるSG制覇を成し遂げた。大会3連覇を目指した今年8月の浜名湖レディースチャンピオンは、惜しくも準Vで偉業達成はならなかったが、女子では変わらずトップであることを証明した。

 平高奈菜は2月の新設プレミアムGⅠスピードクイーンメモリアルを王道の逃げ切りで制覇し、名誉ある初代タイトルホルダーとして歴史に名を刻んだ。近況は優出から遠ざかっているものの、当地は過去3回の優勝歴があり、前回の昨年11月GⅡレディースチャレンジカップでも優出3着と好相性。年末に向けて加速するためにも優勝を狙う。


 その他にも当地3連続Vを目指す澤田尚也、今年4Vを挙げる久田敏之、インファイターの今村暢孝、地元の森野正弘に、小野達哉、黒野元基、安河内健らが争覇圏だ。
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