【ボートレース福岡(サマータイム)一般】西岡顕心「福岡のあっせんをずっと待っていた」苦手意識払拭へ闘志満々

ここまで4戦3勝と好ペースの西岡顕心


 一気にポイントを加算した。西岡顕心(24)=香川・129期・A1=は2日目の2走を値千金のピンピン奪取で大幅な得点率アップに成功。
特に同期の盟友青木蓮の攻めに乗って差し抜けた2日目後半の8Rは、「あいつの性格は分かっているんで2コースまくりに出ると思った。想定通りの展開です」としてやったりの勝利に笑みが絶えなかった。

 機力も上昇カーブを描く。チルト0での調整に光明を見いだし、「行き足が良くて回り足もいい。今なら伸びも悪くない」と実戦足の良さに自信を持つ。「まだ調整は必要ですけどね」と言うが、それはもう一段階引き上げるための伸びしろ。終盤に向けてのプラス材料とも言える。

 当地は2年ぶりの参戦だが、「前回は水面が悪くて乗れなかったし、最後にFまで切って悪いイメージしかない」と当地に対しての印象は最悪。ただ、だからこそ今回のあっせんを待ち望んでいた。「早くリベンジしたかったんで、福岡のあっせんが入るのをずっと待っていました。今節で絶対にいいイメージを植え付けたい」

 今節はここまで4戦3勝と好調。当地の苦手意識の払拭はもちろんだが、次のタスクにも移行しようとしている。
「芦屋のウエスタンヤングは優勝戦1号艇で飛んだし、この前の三国周年は準優1号艇で飛んだ。今回は準優も優勝戦も1号艇で勝ちたい。そのためにもここからガンガン行きたい」。129期の在校勝率1位&卒業記念チャンプで、香川どころか業界の未来も背負う超大物。月末のヤングダービーに弾みをつけるためにも、まずは2年越しの宿題を片付ける。(森 大輔)

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