南葛SC(関東1部)が5日、所属するMF楠神順平が今シーズン限りで現役を引退することを発表した。
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1987年8月27日生まれのMF楠神順平は現在37歳。幼稚園の時にみた三浦知良選手に憧れるサッカーを始め、地元滋賀の野洲高校に進学。テクニックを重視した流麗なスタイルで、高校サッカー界を席巻した“セクシーフットボール”の主力として、3年時の高校選手権では初優勝に貢献。その後は同志社大学を経て、2010年に川崎フロンターレに入団。同年5月のガンバ大阪戦ではハットトリックも達成した。
元日本代表MF乾貴士(現:清水エスパルス)に「衝撃を受けた」と言わしめた、技巧派ドリブラーは2013年にはセレッソ大阪へと完全移籍。さらに、ウェスタン・シドニー(オーストラリア)や清水エスパルスなど国内外のクラブでプレーし、そのテクニックで観客を魅了し続けた。南葛SCに2020年に加入すると公式戦50試合以上に出場していた。
楠神順平選手 現役引退のお知らせ
— 南葛SC|Nankatsu SC (@nankatsu_staff) November 5, 2024
このたび、南葛SCに所属しております楠神順平選手が、2024シーズン限りで現役を引退することとなりましたのでお知らせします。これまでの温かいご支援、ご声援、誠にありがとうございました。以下、本人からのメッセージです。
■楠神順平選手コメント… pic.twitter.com/hlmTCnmB8U
この投稿に「現役生活お疲れ様でした! ボールを触る度にワクワクさせてもらいました」「お疲れ様でした あなたのプレーに魅了された者として 寂しい気持ちもありますが 「やりきった」という姿に感銘を受けます」などのコメントが寄せられた。