女子アトム級で活躍し、セレスボクシングスポーツジム所属のプロボクサーとして8戦2勝3敗3分の戦績を持つ山田夏冴が5月22日に自身のインスタグラムを更新した。
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「5月20日の試合は2-1の判定で負けてしまいました。応援してくださったみなさん、ありがとうございました!」と綴り、写真をアップ。
続けて「試合は負けてしまいましたが、出せる力は出せたと思ってます!これで、プロボクサーを引退します」と、引退を報告した。
さらに「私がボクシングと出会ったのは15歳の時で、実写版の『あしたのジョー』を映画館で観て、私も矢吹丈みたいな強いボクサーになりたいと思って、セレスジムの門を叩きました」と、ボクシングとの出会いを振り返った。
そして「セレス会長にはその時に初めてのボクシングの構え方やパンチの打ち方を教わりました。それから高校、大学でボクシング部に入ってアマチュアボクシングの試合を17戦ほどしましたが、8勝9敗で自分の思い描く理想通りにはいかず、本当に厳しいスポーツだと実感しました」と、アマチュア時代の経験を語った。
また「気が弱かったので、思うように心がついて来ず、挫折もしました。気持ちを出して諦めずに戦うっていうのは私にとっては難しくて、でもどうしても克服したい気持ちでまたセレスジムで今度はプロの舞台で強くなりたいと思い、再びボクシングを始めました」と、プロ転向の経緯を明かした。
さらに「プロの世界はアマチュアとはまた違う厳しさがあって、チケットを買って自分の試合を見に来てくれるお客さんがいるからには生半可な気持ちで試合は出来ないですし、リングに上がる時には死刑台に上がるような気持ちでした」と、プロとしての覚悟を述べた。
そして「結局、プロでは8戦2勝3敗3分けで幕を閉じます。パッとしない戦績ですが、私にとっては一戦一戦が大切な大きな試練でした。ボクシングは凄く難しかったけど、これからの人生でかけがえのない大切な経験と一生の宝物になると思います」と、ボクシング人生を総括した。
最後に「これから先のことはまた改めて準備ができたらご報告させていただきます!今まで、応援ありがとうございました!」と、感謝の気持ちを伝えた。
この投稿にファンからは「本当にお疲れ様でした。プロのリングに立つだけでも素晴らしい経験だと思います。」といったコメントが寄せられている。