「法律」のニュース (2,844件)
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“家を借りられない”高齢者ら救済へ 10月1日施行「改正住宅セーフティネット法」孤独死・残置物処理の不安解消で“入居の壁”打開
単身世帯の増加や持ち家率の低下が進むに伴い、高齢者・障害者や低額所得者などが賃貸住宅への入居を断られる問題も深刻化している。10月1日から施行される「改正住宅セーフティネット法」は、住宅の確保が困難な...
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プリンセス天功「自宅でライオン飼育」原則“NG”だが…なぜ許されている? 万が一逃げた場合の「責任」とは【弁護士解説】
イリュージョニストのプリンセス天功さんが今月14日に放送された『爆笑問題の日曜サンデー』(TBSラジオ)でホワイトライオンを飼っていることを明かし、太田光さんが「許されているのですか?!」と仰天した。...
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佐賀県警「DNA鑑定不正」7年間見過ごしも…第三者委“必要ない”? 「やましいところがないなら設置すべき」弁護士会が猛批判
佐賀県警察本部科学捜査研究所の元職員によるDNA鑑定の不正を受け、9月22日、佐賀県弁護士会が記者会見を開いた。会見では「組織的な欠陥が明らかになった」と指摘し、警察に対して第三者による調査機関の設置...
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[社説]危険運転の基準明示 事故を根絶する一歩に
曖昧と言われてきた危険運転の明確化に向けた一歩にしなければならない。法相の諮問機関である法制審議会の部会で、自動車運転処罰法が定める危険運転致死傷罪の要件のうち、速度超過や飲酒の基準を明示した新制度の...
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「国会に任せるのは無理」昨年10月の衆院選を「合憲」とした最高裁判決を原告弁護士らが批判…「アダムズ方式」の是非は審理せず
2024年10月の衆議院議員選挙が、議員定数配分の不均衡により「違憲・無効」であるとして、三竿径彦(みさおみちひこ)弁護士らのグループが選挙無効の判決を求めた訴訟で、上告を受理した最高裁第2小法廷(尾...
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「人事差別に好都合な制度」元“敏腕”裁判官が「国」を提訴した裁判で指摘…公務員「地域手当」の“不合理性”とは【第4回口頭弁論】
元裁判官の竹内浩史氏(今年3月31日に依願退官)が、国家公務員の「地域手当」の金額の大小によって裁判官の給与が減ることが、裁判官の在任中の「報酬」の減額を禁じた憲法80条2項に違反することなどを理由と...
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清水尋也「留学先で初めて大麻」供述も…「現地で合法ならOK」は誤解? 多くの日本人が勘違いしている“外国法”のワナ
俳優の清水尋也被告(26)が24日夜、東京湾岸警察署から保釈された。警視庁は同被告が東京都内の自宅で乾燥大麻を所持したとして今月3日に麻薬取締法違反の疑いで逮捕。東京地検が22日に起訴していた。報道に...
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ボツワナ大統領「9月29日を祝日にする」世界陸上リレー金で急遽決定 “スポーツの快挙”日本は「通常営業」のワケ
21日に行われた世界陸上競技選手権大会(世界陸上)の男子1600メートルリレー(4×400メートルリレー)で、ボツワナ代表が史上初の金メダルを獲得する快挙を達成した。土砂降りのなか行われたレースで、ア...
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『残業キャンセル』は権利?ワガママ? 社労士に聞いた、正しい働き方
『#残業キャンセル界隈』といったハッシュタグを、SNSで見かけた人もいるでしょう。これは、仕事が終わっていようがいまいが定時で退勤し、プライベートの時間を大切にする人たちの間で広まっている言葉。上司か...
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[社説]「君が代」調査決議 内心の自由脅かす恐れ
調査が実施されれば、憲法が保障する内心の自由が脅かされかねない。石垣市議会で、子どもたちに国歌「君が代」を歌えるか尋ねるアンケートの実施を求める決議が可決された。決議案を提出した与党議員は、学習指導要...
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「これはできる放射線技師さん」 患者に症状を伝えた方法が?「なるほど」「面白い」
病院などで医師の指示に基づいて放射線検査を行い、患者の身体に潜むケガを見つける診療放射線技師。法律の関係上、患者の症状を診断することはできません。患者に症状を直接伝えられないジレンマを描いた創作漫画を...
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生活保護、障害者に加算される「約1万5000円」が自治体の“裁量”で支給拒否…背景にある「不合理な運用」の問題とは
生活保護受給者の中には、障害を抱え、働くことが困難な人が大勢います。それらの人々にとって、月額1万5000円前後の「障害者加算」は命綱です。障害ゆえに生じる追加の出費(たとえば、体調管理に不可欠な冷暖...
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「ルールを守って」世界陸上で来日のカメルーン人選手が電車で「つり革体操」の“迷惑行為”で物議…鉄道会社が明かした見解
9月21日、大盛況のうちに幕を閉じた「東京2025世界陸上」。日本をはじめ各国の代表選手の活躍が各メディアやSNSでも話題になるなか、ある外国人選手の“場外”での振る舞いが物議を醸している。 ...
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【自民総裁選】候補者は“社会保障”どう考える? 生活保護めぐる裁判の支援者ら、5氏にアンケート実施
生活保護基準引き下げの違法性を問う裁判で、最高裁が国の保護変更決定処分を「違法」と認め、処分を取り消す判決を言い渡してから3か月がたつが、国・厚労省は原告が求める引き下げ前の基準額での遡及(そきゅう)...
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高卒就活に追い風 揺れる「1人1社制」
今日は、高校生の就職活動のお話。大学生の就活はいま「売り手市場」。人手不足で、人材の取り合いが続いています。そしてそれ以上にすごいのが高校生。求人倍率は4倍を超えていて、生徒ひとりに対して4社以上が「...
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23歳“新人教諭”が「校長」を大声で叱責、児童が泣き出す事態に…部下→上司の“逆パワハラ”は成立する?【弁護士解説】
8月21日、神奈川県・相模原市は「学級児童の前で、児童が泣くほどの大きな声で校長を叱責した」として、23歳の市立小学校教諭に減給1か月(給料月額の10分の1)の処分をしたと発表。「逆ハラ」とも表現され...
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【社労士監修】 デスクで「おにぎりモグモグ」は原則NG! 勤務時間中の食事の境界線
毎朝、ギリギリに家を出て、なんとか始業時間には間に合ったものの、朝ご飯を食べる時間がなかったという人もいるのではないでしょうか。なかには、デスクでおにぎりやサンドイッチを頬張りながら、仕事を始める人も...
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「あなたの悪いウワサを聞いた」転職者“内定取消”した企業に200万円支払い命令 裁判所が示す“採用判断”の重い責任
転職活動をし、その後、内定をもらってホッとしていたAさん。しかし突然、会社から「内定を留保したい」との連絡がきた。たまったもんではない。実はAさん、すでに他の会社の内定を断ってしまっていたのである。会...
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カンボジア人ら「金属ケーブル盗難」多発 9月1日“新法”施行で「ボルトクリッパー」など大型切断工具の持ち歩きに制限…“抑止力”となるか
9月1日から「盗難特定金属製物品の処分の防止等に関する法律」(通称:金属盗対策法)が施行され、特定の工具を正当な理由なく隠して持ち歩くことが禁止される。具体的に対象となるのは、ケーブルカッターやボルト...
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大田区選管 参院選で開票不正
毎週月曜日は東京新聞との紙面連動企画をお送りしてきましたが、今回は今日が最終回です。今日は、先の参院選で、東京都大田区の選挙管理員会による開票不正があったことを報じた一面記事に注目しました。これは、7...
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“飲み会”での会話が「判決」に影響? 「まあひとつ、穏便に頼むよ」…裁判所トップ“非公式の本音”が「裁判官の独立」を脅かす実態
憲法76条3項は「すべて裁判官は、その良心に従い独立してその職権を行い、この憲法及び法律にのみ拘束される」として、「裁判官の独立」が定められている。そのため裁判官は、他の公務員のように「上命下服」の関...
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ATSUSHIのものまね芸人RYOが物議だが…“モラル・マナー違反”どころじゃない、“一般人”が最も警戒すべき「葬儀」にまつわる“トラブル”とは
EXILEのATSUSHIさんのものまねを得意とする芸人・RYOさんが、9月9日に都内で行われた歌手の橋幸夫さん(享年82)の通夜に参列し、騒動になっている。「現場は一時『EXILEのATSUSHIも...
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「生活保護の現実」を学ぶ研修会に地方議員150人が参加 “自治体格差”の是正にどう取り組む?
8月23日、酷暑が続く名古屋市において、「生活保護問題議員研修会」が開催された。自らの地域のために生活保護の課題と解決方法の数々を学ぼうとする地方議員たち150人が全国各地から集まり、濃密な学びと交流...
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【交通違反】「街路樹で見えない標識」は無効? 弁護士に聞いた主張が通る条件
ドライブ中は、窓から見える景色も楽しみの1つ。特に自然豊かな地域では、美しい木々が私たちの目に安らぎを与えてくれます。しかし、その美しい自然が、時として思わぬトラブルの原因になることもあるようです。S...
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「同性カップル」の“リアルな生活”追ったドキュメンタリー公開 食べて、笑って、ケンカして…監督が「日常」を映した理由
4組の同性カップルの生活を綴ったドキュメンタリー映画『ふたりのまま』が9月20日に公開された。生まれたばかりの赤ちゃんを育てるカップル、同棲をはじめることにしたカップル、高校生の娘がいるカップル、不妊...
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「歳費返納の意向は取り下げたい」参政党・初鹿野議員 当選前に掲げていた「歳費自主返納」宣言をまさかの撤回…取材に明かした「理由」
「我々参政党、初鹿野裕樹はですね、この日本を守るために、この地域を守るために、我々の子どもや孫に素晴らしい日本を引き継いでいくために、皆さま方と力をあわせて頑張っていきたいと思います!この日本は、本当...
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飲酒トラブル続く日航がパイロットに「いいえ」のない誓約書…厳格対応は「妥当?」「やり過ぎ?」法的問題は?【弁護士解説】
日本航空(JAL)は10日、8月28日のホノルル便で発生した運航乗務員Aのアルコール不適切事案に対し、国土交通省から行政指導(厳重注意)を受けたことを報告。併せて、「即時の対応として、飲酒に関する管理...
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弁護士「譲られても絶対ダメ」 横断歩道の『親切のワナ』に要注意
車を運転中、信号機のない横断歩道を渡ろうとしている歩行者に気づいたら、一時停止をして道を譲るのが交通ルールです。しかし、中には遠慮して「お先にどうぞ」と手で合図する歩行者もいます。そんな時、あなたなら...
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「教育と指導で終わりですか?」参政党・初鹿野議員の“歳費返納撤回”問題 神谷代表の謝罪にジャーナリストが“20文字”で苦言
7月に行われた参院選で神奈川選挙区から出馬し、初当選した参政党・初鹿野裕樹議員(48)。現在、彼の「肝いりのマニフェスト」が物議を醸している。 参院選公示前から初鹿野氏はXで、 《...
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7人を殺し死刑になった“反社”夫婦は昭和天皇崩御で「恩赦」を狙ったが… 「夕張保険金殺人事件」の呆れたてん末
「恩赦」とは、国家が確定した有罪判決や刑罰の効力を例外的に軽減・免除・消滅させる制度で、内閣が決定し天皇が国事行為として認証する行政措置である。内容は「大赦」「特赦」「減刑」「刑の執行免除」「復権」に...